8月14日（金）東京・後楽園ホールで開催される『Krushライト級グランプリ2009開幕戦Round.2』のオープニングファイトでK-1ルールに挑戦する元ZSTウェルター級王者の内村洋次郎。ZSTでは破壊的な打撃でベルトを手にした内村だが、総合と並行してキックボクサーとして全日本キックのリングに上がっていた時期もある。久々の立ち技ルールで内村は何を見せてくれるのか？

■K-1でも総合でも僕のスタイルは殴ってナンボ

ーー先ほどの計量ではパンツも脱いで体重を測っていましたね。

「計量でも魅せておこうかなと思って（笑）。それは冗談ですけど本当にちょっとだけ体重をオーバーしてたんで脱いだだけです。特に減量がキツかったとかそういう訳ではないですよ」

ーーそれは安心しました。今回はKrushということで立ち技での試合となりました。立ち技の試合はずっとやりたいと思っていたんですか？

「そうですね。やっぱり自分のスタイルは殴ってナンボなんで。それにZSTに出る前にも全日本キックさんには出させてもらったんで、チャンスがあれば立ち技の試合をやりたいと思っていました」

ーーK-1ルール用の練習はどのくらいやってきたんですか？

「K-1ルールだけの練習というのは試合が決まってからですね。AJジムさんでも練習させてもらいましたし、色々な人に指導していただきました」

ーー具体的にはどういったことに力を入れて練習してきましたか？

「本当に基本的なことです。パンチや蹴りの基本をしっかりと練習してきました」

ーー対戦相手については何か情報はありますか？

「本当は映像も見たかったんですけど資料がなかったみたいで情報はないですね。ただ僕は誰が相手でも見せるものは一緒だと思うんで、いつもと同じようにKOを狙ってやるだけです。もし判定で勝ってもそれは僕の試合じゃないと思っているんで、明日は自分らしい試合を見せられたらいいなと思います」

ーーK-1ルールだからこそ、こういう試合を見せたいというものはありますか？

「それは特にないですね。総合でもK-1ルールでも、僕はお客さんが興奮するような試合をしたいというだけなんで。明日はお客さんに“ザ・興奮”な試合を見せます！」

ーーありがとうございました。

（2009年8月13日、「Krushライト級グランプリ2009開幕戦Round.2」計量後に収録）