7月12日(日)東京・ディファ有明にて開催されたGCM『CAGE
FORCE & Valkyrie』のヴァルキリー・女子フェザー級・次期挑戦者決定トーナメントで見事に優勝し、女王・辻結花への挑戦権を獲得したV一(=ヴィー・はじめ)。また、8月にはシュートボクシングの「GirlsS−cup」でSBルールに初挑戦ながら準優勝という活躍を見せた。「ジャッキー・チェンに憧れて」育ったオールラウンドファイターはどのようにして作られたのか。
PROFILE
V一(ヴィーはじめ)
1983年2月3日、東京都出身
153cm・52.0kg
2007年3月11日、スマックガールでプロデビュー。「The Next Cinderella
Tournament 2007 ライト級」の決勝では富松恵美に判定勝ちし、優勝を果たした。
2008年11月8日、VALKYRIE旗揚げ戦のメインイベントで辻結花と対戦し、判定負け。
2009年4月25日、VALKYRIE 02でフェザー級王座への挑戦権を賭けた4人トーナメントに出場、準決勝で藤野恵実に判定勝ちを収めた。
2009年7月12日、VALKYRIEフェザー級次期挑戦者決定トーナメント決勝で高林恭子と対戦し、判定勝ち。辻結花への挑戦権を獲得。
2009年8月23日、シュートボクシング「Girl's
S-cup 2009」に出場し、SBルールに初挑戦ながら1回戦でイム・スジョン、準決勝で岡田円を大差の判定で下し、決勝ではRENAに判定負けし準優勝に終わった。
戦績:7戦5勝2敗
MAX柔術アカデミー&Yogaスタジオ所属
|
■ジャッキー・チェンに憧れて空手(?)を習得
――格闘技を始めたきっかけから教えて下さい。
「一番最初は空手を習ったんですけど、ジャッキー・チェンの映画を見て、ジャッキー・チェンに憧れて格闘技をやり始めました」
――その映画のタイトルは何ですか?
「多分、『ポリス・ストーリー』だったと思うんですけど、私は小学校1年生ぐらいだったのでタイトルを覚えてないです」
――印象的なアクションシーンがあったんでしょうか?
「アクションもそうですけど、その中に笑いを織り交ぜてあるのがいいなと思いました」
――ジャッキー・チェンというと、空手よりもカンフーのイメージが強いですよね。
「そうなんですよ。そこを間違えちゃいました(笑)。私は小さかったので知識がなかったんです。格闘技といえば空手だろう、みたいな」
――アメリカに滞在していたと聞いたのですが、そのときがまさにそう?
「そうですね。アメリカでジャッキーの真似事をし始めてましたよ」
――両親から見れば女の子に育って欲しいという思いがったのでは?
「親はもう諦めてましたね。アメリカの庭は芝生なんです。家の屋根から飛び降りたりして、私はジャッキーになりきってましたから」
――無茶苦茶な女の子だったんですね(笑)。
「いや、自分では普通だと思ってたんですけど……」
――アメリカにはいつから行かれたんですか?
「小学校に入る頃から4年生の終わりぐらいまでアメリカにいて、それから日本に帰ってきました。大学で再びアメリカに行きました」
――どうしてアメリカの大学に通われたのでしょう?
「映画とかに興味があって、そういった制作の勉強をしたかったんです」
――V一さんは英語が堪能ですが、どうすれば短期間で英語を話せるようになりますか?
「それは……
V一インタビュー内容
■ジャッキー・チェンに憧れて空手(?)を習得
※以下GBR会員の方のみご覧になれます。
■柔術との出会い。そして当たり前のようにプロの道へ
■本名を隠していたらリングネームの横に……
■必殺技Vスピンとは!? |
|
|