現役時代は日本軽量級四天王の1人として活躍、現在はインスパイヤード・モーションの会長である山本アキラ。前田浩喜をNJKFバンタム級王者に育て上げ、若い選手をどんどんプロの世界へと送り込んでいる。その山本会長がいま最も期待する若手とは……また、NJKF広報部長として2010年のNJKFについても語ってもらった。
山本アキラ(やまもと・あきら)
1969年7月25日、東京都出身
1986年に17歳でMA日本キックボクシング連盟でプロデビュー
元KKTK東洋バンタム級王者
MA日本キック黄金の軽量級時代を築いた一人
キックボクシングの名門・山木ジム一門の長兄にあたる
ブランコ・シカティックやピーター・アーツと共に修行を重ね、
K-1ジャパンリーグにも出場
現インスパイヤード・モーション会長 |
■2009年は51戦31勝(8KO)18敗2分
ーーインスパイヤード・モーションにとって、今年1年はどんな年でしたか?
「波乱の年ではありましたけれど、成長するための波乱だったのでいい年ではありましたね。ランカーが増えましたし、ライト級の新人王が獲れたのと、年初めのアマチュア大会でチャンピオンが取れたりしましたから」
ーーエース的存在の前田浩喜選手がWBCムエタイルール日本統一王座決定トーナメントの決勝戦で敗れてしまいましたが……。
「選手にもいろんな時期があります。身体的なこともありますし、仕方がないと思っております。本人はショックだったと思いますが、自分としては前田浩喜が最初の1ページを作ってくれて、その2ページ目が段々と出来てくるんじゃないかなという感じです」
ーージムにその年ごとの全体の戦績を貼りだしていますよね。今年は何勝何敗でしたか?
「51戦31勝(8KO)18敗2分です。対戦相手のレベルが上がってきているのもありますね。最初の頃はアマチュアとか3回戦も含めていたので、その辺りではどんどんクリア出来て勝率もよかったんですけれど、上の方の選手がそれ相応の選手とやるようになったので勝ったり負けたりをしていますね」
ーーいまプロ選手は何人いるんですか?
「コンスタントに試合をしているのは10人弱です」
ーー2010年に会長が特に期待している選手は誰ですか?
「まず太陽照明。それと真琴(NJKFウエルター級新人王トーナメント準優勝)、健司(NJKFライト級新人王トーナメント優勝)、勇鷹(NJKF新人王フェザー級トーナメント準優勝)という若手です。
その中でも勇鷹は20歳くらいで一番若くて、ほとんどの試合がKO勝ちかダウンを奪っての圧倒的な勝ちです。年明け一発目の試合に出るので、そこで勝てばランキング入りですね……
山本アキラインタビュー内容
■2009年は51戦31勝(8KO)18敗2分(前編)
※以下GBR会員の方のみご覧になれます。
■2009年は51戦31勝(8KO)18敗2分(後編)
■ランキング選手を5位以内には全員上げたい
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