12月13日(日)東京・新宿FACEにて行われたプロフェッショナル修斗公式戦「THE
ROOKIE TOURNAMENT 09 FINAL」でフェザー級新人王を獲得した吉田。決勝戦では苦しい試合になったものの、気持ちの強さを見せて優勝。ここまで公式戦7戦無敗の新人王は「気持ちの強さなら負けません」と語った。
吉田圭多(よしだ・けいた) 1981年5月16日、大阪府出身 身長172cm、試合体重60kg 2009年修斗フェザー級新人王 修斗戦績:7戦4勝3分 総合格闘技道場コブラ会所属 |
■決勝戦は試合途中で頭を切り替えられたのが良かった ーー新人王トーナメント優勝おめでとうございます。まずは決勝戦を振り返っていただいていかがですか? 「実は1Rでバテてしまいまして(苦笑)、それを隠しているつもりで闘ったんですが、隠しきれてなかったですね。作戦としてはジャブを突いて、越智選手が中に入ってきたところで右のパンチを合わせる予定だったんですが、越智選手の踏み込みが早くて失敗しました」 ーーそこからどうやって闘い方を修正したんですか? 「総合格闘技は打撃だけじゃないですからね。途中からはテイクダウンも混ぜて、満遍なく闘おうと思いました。そうやって試合途中に頭を切り替えられたのが良かったです」 ーー本戦は相手の越智選手にポイントが入ってのドローでしたが、焦りはありましたか? 「正直、本戦が終わった時には『負けたかも…』と思いました。でも信頼するセコンドが居てくれて、気持ちを切ることが出来ずに延長戦を闘えましたね」 ーー最後はどこが勝敗を分けたと思いますか? 「気持ちじゃないですかね。何があっても気持ちだけでは負けたくないんで」 ーートーナメントを通じての感想はいかがでしたか? 「強い選手と闘って厳しい試合もあったと思うんですが、自分はこれからもそういう選手と試合をしていきたいと思います」 ーー格上の選手と試合をする上で、吉田選手は何を武器に闘っていこうと思っていますか? 「やっぱり気持ちですね。そこで負けると男としても悔しいじゃないですか。気持ちだけは絶対に負けられないです。仮に相手がクラスAの選手でもそこは関係ないですね」 (2009年12月13日、新宿FACEにて「THE
ROOKIE TOURNAMENT 09 FINAL」後に収録) |