かわいい顔つきとは裏腹に、試合では冷静沈着な表情で、小柄な体からは想像もつかない強打と強靭なハートを併せ持つ勇児。東北格闘技ではすっかりお馴染みとなったアマチュア大会「BRAVE」の生え抜きファイター。岩手をこよなく愛する勇児に、東北格闘技について語ってもらった。
勇児(ゆうじ) 1987年11月21日、岩手県出身 身長157cm、体重51kg 2007年9月30日デビュー MA日本フライ級6位 HOSOKAWAジム所属 |
■田舎でも強くなれるんだって事を証明出来ていると思う ーー小さいですねえ! 「身長は157cmしかないんですよね。フライ級の中でも一番小さいと思います。自分より小さい選手見たことないですね」 ーー東北地方の格闘技事情を、勇児選手なりのイメージで教えて下さい。 「関東に比べると、やっぱりまだまだ選手の数も少ないですが、ここ数年で東北選手の実力がかなり上がったと思います。田舎でも強くなれるんだって事を証明出来ているので、恵まれた環境じゃないからって諦めず頑張ります」 ーーそうですか。岩手と東京では距離が離れすぎていて、試合に出ることだけでも大変だと思います。年にどのくらい試合をしたいと思ってますか? 「そうですね。たくさん試合をして経験を積みたいので、出来れば6試合くらいはしたいです」 ーー試合をする時は相手のデータを集めて研究したりはするんですか? 「もちろんです。でもデータなしで最初のころは戦っていたので深くは考えません。相手も色々なスタイルに変わるので、型にはまらず練習しています」 ーー今一番、闘ってみたい相手っていますか? 「チャンピオンクラスなら誰とでも。後はリベンジしたい相手ですね」 ーーそれはなぜですか?
「やっぱり強い相手と戦って、自分もどんどん強くなりたいし、負けた相手には借りを返さないとめちゃ悔しいんで」 ーー最後に一言お願いします。 「これからも頑張って、試合も東北も盛り上げますので応援宜しくお願いします。見かけた時は気軽に声をかけてください」
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