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「Dynamite!!〜勇気のチカラ2010〜」見どころ

桜庭&高谷のタイトル奪取なるか!?
K-1対DREAMの対抗戦はいずれも波乱含み

 今年で記念すべき10回目となる大みそかの格闘技イベント(注※第1回は格闘家も出たプロレスのイベントだった)。今回も勝負論のあるカード、大みそかならではのお茶の間に届きそうな話題性のあるカードが組まれた。

 まず総合格闘技『DREAM』の2大タイトルマッチ。“大みそかの顔”として過去に秋山成勲、船木誠勝、田村潔司らと戦ってきた桜庭和志が、今年はマリウス・ザロムスキー(リトアニア)が保持するDREAMウェルター級タイトルに挑戦する。ザロムスキーは昨年に池本誠知、桜井“マッハ”速人、ジェイソン・ハイを破ってトーナメントを制し、初代ウェルター級王者になった強豪。今回が初防衛戦となる。

 ハイキックを得意とし、日本では3連続KO勝利を飾って軽量級のミルコとまで呼ばれたザロムスキーだが、今年に入ってからアメリカの総合格闘技イベント『ストライクフォース』で2連続TKO負け。1年以上も勝ち星から遠ざかっている。一方の桜庭も今年2連敗、特に9月には初の一本負けを喫しており、どちらも崖っぷちの状態だ。

 ただ桜庭は2009年10月にザロムスキーとタイプが似ているゼルグ・“弁慶”・ガレシックから膝十字固めで一本勝ちを飾っており、これまでひとつ上の階級であるミドル級で戦っていたことも体力的にはアドバンテージとなる。得意の寝技に引き込んで、自身初となるベルト獲得も夢ではない。

 もうひとつはDREAMフェザー級タイトルマッチ、王者ビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル)に高谷裕之が挑戦する。高谷は今年に入ってヨアキム・ハンセン、チェイス・ビービと強豪外国人に2連続KO勝ちと波に乗っており、ベルト獲得に期待が高まるところ。両者は2009年10月6日にフェザー級GP決勝戦で対戦しており、判定2−1のスプリットデシジョンという僅差でビビアーノが初代王座に就いた。

 2007年9月に山本“KID”徳郁に判定負けして以来、黒星がなく7連勝中のビビアーノではあるが、初防衛戦となったヨアキム・ハンセン戦でも高谷戦同様に判定2−1での勝利と薄氷を踏むような試合が続いている。パンチ主体の高谷にとって寝技主体のビビアーノは嫌な相手だが、アグレッシブに攻めていけば十分に勝つチャンスはあるだろう。

 格闘技ファン大注目のカードは、川尻達也VSジョシュ・トムソン(アメリカ)。DREAM対ストライクフォースの図式となる。トムソンは2008年6月、ギルバート・メレンデスを破ってストライクフォース世界ライト級王座に就いた実績もあり、ストライクフォースを代表する選手。2009年12月にメレンデスとのリターンマッチで敗れるまで、実に8連勝を収めたこともある。

 トムソンは打撃を得意としているが、極めの強さも併せ持っているオールラウンダーであり、川尻とはその点で一致。日米オールラウンダー対決は、まさに総合格闘技という試合になりそうだ。また、ストライクフォースでは川尻の盟友・石田光洋、宿敵・青木真也が一敗地にまみれており、川尻としてはホームリングでストライクフォースに一矢報いたいところ。勝負論に満ち満ちている今大会屈指の好カードだ。

■青木「五体満足では帰れない」、長島☆自演乙「1Rで秒殺する」

 大みそからしいカードに目を向ければ、DREAMライト級チャンピオンの青木真也とK-1 WORLD MAX日本トーナメント優勝者の長島☆自演乙☆雄一郎によるK-1対DREAMはお茶の間ファンを楽しませる一戦になりそう。なにしろこの試合、立ち技だけのK-1ルールと総合格闘技のDREAMルールを交互に行うMIX特別ルールが採用されるため、非常にゲーム性が高いからだ。

 現時点でルールの詳細は明らかになっていないが、青木が「1RはK-1ルールでいい」と発言していることから、1RはK-1ルール、2RはDREAMルールという形で行われる可能性が高い。1Rは長島が、2Rは青木が有利となる。1Rで長島がKO勝ちするか決定的なダメージを与えられなければ、2Rに青木の寝技に引き込まれて一本負け……となる可能性が高いため、いかに自分が得意なルールで仕留めるか、苦手なルールでは相手の攻撃に耐えるかが重要となってくる。

 しかし、そんなゲーム性の高さとは裏腹に、青木は「大みそかに出られることに浮ついているみたいだけど、ちょっと頭に来ています。2Rになれば、五体満足で帰れないのでよろしくお願いします」と長島を挑発。その言葉を受けて長島も「1R、K-1ルールなら構いません。それだったら1Rで秒殺するファイトを見せたいと思います」と言い返し、両者の間には殺伐としたムードが漂っている。

 さらに9年前の大みそか、総合格闘技に初挑戦して安田忠夫に敗れ、感動的なドラマの引き立て役になってしまったジェロム・レ・バンナも登場。今回、対戦するのは北京五輪柔道金メダリストの石井慧だ。バンナは総合格闘技ルールで3連勝も飾っているが、最後に総合で闘ったのは2006年3月と、もう4年も前のこと。一方の石井はバンナほどの打撃の使い手とは初めての対戦となるが、寝技に持ち込めば圧倒的有利になることは間違いなく、石井がバンナの打撃をどうかわして組み付くかが見どころとなるだろう。

 他にもK-1対DREAMの図式となる京太郎VSゲガール・ムサシ、大和哲也VS西浦“ウィッキー”聡生(以上K-1ルール)、所英男VS渡辺一久(DREAMルール)といったカードもある。2年前のDynamite!!では、K-1ルールで有利と言われていたバダ・ハリがアリスター・オーフレイムに、武蔵がムサシに、武田幸三が川尻にことごとくKOで敗れており、今回も意外な結末が待っているかもしれない。

 また、昨年のDynamite!!のメインテーマとなったDREAM対SRC戦極による対抗戦も、今年は1試合組まれている。ミノワマンVS泉浩がそれだ。泉は元々、石井慧戦をアピールしており、ここで勝てば何らかのアクションを起こす可能性もある。

 2010年の格闘技を締めくくるにふさわしい豪華なオールスター戦ではあるが、その華々しさとは裏腹にベルトを懸けた熾烈な争い、そして緊張感のある対抗戦が全試合数の約半数も組まれており、2011年へ向けて新たなる因縁が勃発しそうな雰囲気も漂っている。Dynamite!!を見れば、2011年の格闘技界の流れが見えてくる。今年も見逃せないぞ!

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