みどころ
ファイティングネットワーク・リングス
「クローズZEROU公開記念 THE OUTSIDER SPECIAL」 2009年3月15日(日)東京・両国国技館 開場14:30 開始16:00
不良たちの闘いの祭典が、国技・大相撲の聖地である両国国技館に殴り込み!
これまで4大会行われてきたディファ有明から会場を移し、いきなり1万人以上収容できる大会場に進出する。今大会は4月11日から公開される映画『クローズZERO
II』(小栗旬主演)とのコラボレーションイベントということもあり、会場では映画メイキングのスペシャル映像や小栗旬、山田孝之ら主演陣のスペシャルメッセージが公開される。 やはり注目すべきは、『THE
OUTSIDER第5戦』として行われる全22試合だろう。全カードが揃い、公式ホームページでは試合順も発表されたが、どのカードもメイン級のカードに等しい! なぜなら、過去大会でインパクトを残した不良やアウトサイダーで無敗のワルたちが“潰し合い”をするからだ。 第21試合の“博多名物 ひとり喧嘩祭”アパッチ小次郎と“最強セキュリティー軍団ボンズ所属 暴力大魔王”加藤友弥の一戦は無敗同士の対決。小次郎は過去3戦し3勝。これまでに“埼玉最狂 川口連合 第十代総長”
武井勇輝を撃破するなど、実力の高さを証明してきた。 対する加藤も2戦し、東京最強“伝説のカリスマ”与国秀行、“最強不良戦国世代 激動の90年代からの刺客 浦安皇帝降臨”清水征史郎から圧勝のKO劇を見せており、最強のワルっぷりを発揮している。前回大会では仲間の清水が相手だっただけにインパクトに欠ける試合となってしまったが、今回は博多のワルが相手となり同情心はない。「オレがアウトサイダーの顔になる」と豪語している加藤が徹底的に潰しにかかるだろう。 メインイベントとなる“北関東最強暴走族 元・魔璃闇薔薇総長 格闘彫師”吉永啓之輔VS“インテリジェンスタイガー”秀虎の一戦も凄い。前回大会では“アマ最強戦士”佐野哲也を相手に「日本人同士の試合でプロも含めて記憶にないくらい素晴らしい一戦」と前田日明代表から高評価されるほどの試合を展開した吉永。これがアマチュアの試合か!? と思わせるバチバチの殴り合いの後には観客から歓声が沸き起こり、ため息も漏れたほど。 対する秀虎は、組んでからのヒザ、そして打撃のラッシュが半端ではない。一度寝かせたら怒涛のパウンドのラッシュで相手をKOに追い込む。この試合の後には、前田代表の記憶が塗り替えられ、「日本人同士の試合でプロも含めて記憶にないくらい……」と再度言わせてしまうような激闘になることは間違いない。 第20試合で行われる「THE
OUTSIDER 第参戦」で強烈なインパクトを残した“レジェンドオブ池袋ウエストゲートパーク リアル刃牙降臨”渋谷莉孔と“関東伝説チーマーKGB元幹部 千葉の鬼夜叉”内藤裕のカード決定には正直驚いてしまった。 「喧嘩センスは天才的」と前田代表がベタ惚れするほどの打撃センスや個性を持つ渋谷に、最恐の強敵がぶつかるからだ。内藤は、海外のプロモーションやDREAMで活躍する高谷裕之も所属していた関東伝説チーマーKGBの元幹部。現在はキックボクシングに本格的に取り組んでおり、今年1月にはキックボクシングでプロデビューを果たしている。 これからアウトサイダーで売っていくキャラクターとして十分な素質を持つ渋谷に、これほどまでの敵をぶつけるというのは、アウトサイダーとしての本気度が伺いしれるところ。 その他にも、過去3戦していずれの大会でも乱闘騒ぎを起こし、前回大会では試合ゴング前の攻撃でノーコンテストとなった“横濱義道会初代総長 濱の狂犬”黒石高大も登場。 対する野口悠介は放送作家を本職としており、主に爆笑問題の番組を担当しているエリートサラリーマン。2月のK-1MAXでは、我龍真吾VS大渡博之という“元ヤンキーVSエリートサラリーマン”という決戦が行われたが、こちらでは“現役ヤンキーVSエリートサラリーマン”という最上級の闘いが繰り広げられる。 大会当日、両国国技館には、座布団ではなく真っ赤な鮮血が飛び交うことになるかも……アウトサイダー決戦まであと4日!
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