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見どころ
佐藤豪則が4度目の防衛戦
コスチュームにも注目！中井りんがトーナメント初戦
パンクラス
「PANCRASE 2012 PROGRESS TOUR」
2012年9月1日（土）東京・ディファ有明
開場14：45 開始15：30 ※ゲート・本戦1部は15：00〜
9月1日（土）東京・ディファ有明で開催される『PANCRASE 2012 PROGRESS TOUR』。
今大会の注目カードはやはりメインイベント、ウェルター級キング・オブ・パンクラス タイトルマッチで対戦する王者・佐藤豪則（Laughter7）vs 挑戦者KEI山宮（GRABAKA/ウェルター級3位）の一戦だろう。
 佐藤は昨年2月にベルト奪取後、4カ月に1度のハイペースで防衛戦を行っている桜庭和志の遺伝子を持つ王者。スタンド、グラウンドともに優れた技術力を持っており、今回が4度目の防衛戦となる。対戦する山宮は今年デビュー15周年となる大ベテランファイター。佐藤とは2010年4月に対戦して勝利を収めている。
前回は足を止めての乱打戦となったが、佐藤の本来の持ち味は寝技。リング内をグルグルと大きく回り込み、パンチで勝負する山宮をタックルでテイクダウンし、得意のアームロックを極めることが出来るか？ それとも2年3カ月ぶりに巡ってきたタイトル挑戦のチャンスをモノにすべく燃えている、山宮が再び打ち合いに持ち込むのか？ 試合後、ベルトを手にしているのは果たしてどちらか。
 また、セミファイナルではバンタム級初代クィーン・オブ・パンクラシスト決定トーナメント一回戦が行われ、中井りん（パンクラス ヴィーナス）と超弁慶（ガムナンラック）が激突。中井はパンクラス ヴィーナス所属となっての初戦を迎える。中井のために作られたといっても過言ではないタイトル。「最高でも金（メダル）、最低でも金（メダル）」とシドニーオリンピックで名言を残した柔道女子・谷亮子ではないが、中井には「最高でも優勝、最低でも優勝」が義務付けられる。
 両者は2010年9月26日に対戦し、中井が1R2分40秒、腕ひしぎ十字固めで一本勝ちしているが、その後、超弁慶はキックボクシングで暫定王者になるなど、得意の打撃に磨きをかけている。中井がタックルでテイクダウンを奪えば圧倒的有利となるが、その前に超弁慶の打撃を封じなければならない。中井があえて打ち合いを挑むことも十分に考えられる。両者がファーストコンタクトでどんな武器を繰り出すかが見どころだ。
また、中井はこの一戦だけでなく、「試合コスチュームもお楽しみに」とコメントしており、どのような姿でリングに登場するのかも注目される。
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