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新極真会「第10回全世界空手道選手権大会」見どころ


▲前回の世界大会は塚越(左)が王座を死守したが、ベスト8に残った日本人はたった2人だけだった。今大会もさらなる苦戦が予想される

 4年に一度の空手オリンピック、新極真会『第10回オープントーナメント全世界空手道選手権大会』は、世界50カ国から男子129名・女子29名が参加し、10月22日(土)23日(日)の2日間にわたって東京体育館で開催される。

 試合は無差別級トーナメントによる勝ち残り戦で、初日は1回戦と2回戦、2日目は3回戦から決勝戦までが行われる。優勝するためには最大8試合を勝たねばならない過酷なサバイバルレースだ。

 最大の見どころは、10回目という記念大会で日本が世界王座を死守できるかどうか。過去9回はいずれも日本代表選手が世界王座に就いており、空手母国ニッポンの名誉を守った。しかし、前回の第9回大会ではベスト8に残れた日本代表選手はわずかに2人、ベスト4ではそれが1人になるという大ピンチに追い込まれている。今大会は外国人勢がさらにパワーアップしていることが予想され、男女計24名の日本代表選手たちはさらなる苦戦を強いられそうだ。

 最有力優勝候補と目されている実力者は5人。塚本徳臣、塚越孝行、ヴァレリー・ディミトロフ(ブルガリア)、ドナタス・イムブラス(リトアニア)、ローマン・ネステレンコ(ロシア)。この5人はAブロックにヴァレリー、Bブロックに塚越、Cブロックにドナタスとネステレンコ、Dブロックに塚本がそれぞれ配置された。

神童ヴァレリーは包囲網を突破できるか
前田優輝の小よく大を制すも期待される

 Aブロックの見どころは、第3回ワールドカップ中量級優勝、第4回同重量級優勝、第8回全世界大会4位、第9回同3位の実績を誇るゼッケン1番ヴァレリーを軸とした戦いだ。

→カカトで相手の太ももを蹴るヴァレリーキックを武器に、ヴァレリー(右)が史上初の外国人優勝を狙う

 2回戦では早くも日本代表の大型新鋭(180cm・91kg、ヴァレリーは184cm・89kg)河鰭郁也、4回戦では今年の全日本ウエイト制重量級王者・島本雄二と対戦する可能性がある。

 さらに、安定した実力を誇るアンドゼイ・ミレヴスキー(リトアニア)、ムエタイ修行にも行った20歳の若手有望株ナザール・ナシロフ(ロシア)、第8回大会で優勝した鈴木国博を苦しめたオレクシィー・カサトノフ(ウクライナ)、第4回ワールドカップ中量級準優勝者マリウス・イラス(ルーマニア)らがヴァレリー包囲網を築き上げる。

 もうひとつの見どころは、日本軽量級のエース前田優輝が無差別級でどこまで勝ち上がることが出来るか。身長170cm、体重65kgの前田は1回戦こそ同じ体格のギリシャ人選手が相手だが、2回戦に勝ち上がれば200cm・105kgのジェロエン・ウイストラ(オランダ)か190cm・87kgのデニス・エルショフ(ロシア)と対戦することになる。

→日本の軽量級エース前田優輝(左)と、巨大な外国人勢との戦いは見ものだ

 ここをクリアしても体格に優る外国人勢との戦いは続くため、前田がどこまで武道の真髄である「小よく大を制す」を実践できるかで観客の盛り上がり方は変わってくるだろう。また、30歳にして世界大会初出場を果たした昨年の全日本準優勝者・村山努の活躍も期待されるところ。

世界王者・塚越が史上2人目の連覇に挑む
最大の激戦区Cブロックから抜け出すのは?

 Bブロックには前回の第9回大会で優勝した塚越が、史上2人目となる世界大会連覇を狙って出陣。

→前回はヴァレリー、デニス・グリゴイエフ、ドナタスと優勝候補を連破して優勝した塚越(左)

 2回戦でヨーロッパ大会入賞者のオレスト・プロック(リトアニア)、3回戦では同じくヨーロッパ大会入賞者ミハイル・ツィクラウリ(グルジア)か上段膝蹴りを得意とする195cm・100kgのブライアン・ヤコブセン(デンマーク)と対戦することになるか。

 このブロックには第28回全日本ウエイト制重量級準優勝の渡辺大士、第40回全日本大会優勝の山田一仁、塚本の弟子である日本チーム最年少17歳・水野暁記もいる。ヴァレリーに続くリトアニアのナンバー2であるルーカス・クビリウス、オーストラリア王者で塚本を苦しめたこともあるサム・ギルバート、ロシアの若手ウラジミール・アルチュシンらを、塚越と共にストップすることが出来るか。

 Cブロックにはドナタスとネステレンコが顔をそろえる。最大の注目は3回戦での実現が濃厚視されているドナタスvs落合光星。

→日本勢が苦手とするタイプのネステレンコ(左)。前回は塚本を破っている

 落合は183cm・125kgの日本が誇る重量級選手で、196cm・110kgのドナタスとの真っ向対決は今大会屈指の好カードとなるだろう。また、39歳ながら衰えぬ実力で4度目の世界大会出場を果たす逢坂祐一郎は、3回戦でネステレンコと激突か。こちらも要注目の対戦となる。

→ドナタスの196cm、110kgの巨体とパワーは日本勢にとって脅威である

 他には、全日本ウエイト制中量級で3連続一本勝ちを収め準優勝を果たした加藤大喜、第42回全日本3位の森健太、ロシアのベテラン選手エフゲニー・アンドルーシコ、第3回ワールドカップ中量級準優勝アレクセイ・レオノフ(カザフスタン)、オランダ王者ティム・ハヴァーカンプ、ヨーロッパ大会で実力を発揮したドリン・マルガリント(ルーマニア)などの強豪も控えており、誰がこの激戦区から抜け出してくるかも見どころ。

塚本がいよいよ「最後の戦い」に出陣!
日本の王座死守か、初の外国人王者誕生か

 最後のDブロックには、エースナンバーとされるゼッケン129番・塚本が登場。

→昨年の全日本大会を制して、日本のエースとして最後の大会に挑む塚本(右)

 このブロックには第41回全日本準優勝の青蝟ホ瑠、第27&28回全日本ウエイト制中量級王者の島本一二三、第41回全日本5位の“下段廻し蹴り職人”野本尚裕と、日本勢の強豪がそろっている。

 外国人勢では、リトアニアのナンバー3で一本勝ちも一本負けも多いダリウス・グダウスカス、198cm・90kgで上段廻し蹴りがキレるロシアの危険な新鋭アンドレイ・マテロフ、下段廻し蹴りが強いジョルト・バログ(ハンガリー)、地力には定評があるマキシム・シェヴチェンコ(ロシア)が有力選手。彼らを日本勢がどう攻略するか。日本勢の活躍が期待されるブロックだ。

 特に、長年にわたって新極真会の象徴とも言える存在として君臨した塚本が、今大会をもって現役を引退することを表明しており、これが最後の勇姿となる。破壊力を併せ持つ華麗なる蹴り技の数々はこれで見納め。塚本最後の戦いが、今大会最大の見どころと言っても過言ではないだろう。

 女子は、第4回カラテワールドカップ女子重量級優勝&2011年全ヨーロッパ同級優勝のマルガリータ・キウプリート(リトアニア)がダントツの優勝候補。日本の両翼である第40回&42回全日本女子無差別級&全日本ウエイト制女子重量級4度優勝の将口恵美、第3&4回ワールドカップ女子中量級優勝の佐藤弥沙希が、どこまで食い下がれるかが注目ポイント。

 毎回、大波乱が起こる世界大会。日本が王座を今回も死守するのか、それとも外国人初の世界王者が誕生するのか? 日本vs世界の決戦、そして塚本最後の戦いはもう目前にまで迫ってきている。

 

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