――その内容が気になりますね〜。具体的にどういった悪いことをしてきたんでしょう

「ここでは言えないような、あんなことやこんなことです（笑）」

――全くわかりませんが（笑）、それは何年前ぐらいのことですか？

「何年前だったかな〜。キックを始める前だったと思います」

――もしかして警察に捕まったりとか……

「警察にお世話になったことはないです。小学5年のときにお酒を飲んでて掴まりそうになって逃げたことはあります」

――やはりあんなことやこんなことしてますね

「突然、5〜6人の友達で『ちゅっと飲もうよ〜』という雰囲気になって、家にあるお酒をみんなで持ち寄って駐車場で飲んでたら、いつの間にか通報されていたんです。その情報が入ったので、みんな慌てて逃げましたね。その時に初めてお酒の味を知りました」

――酔ったら、暴れたりとかするんですか？

「人に暴力を振るったりはないのですが、物を壊しますね。家の壁を壊したり、グラスを良く割りますね。以前ジムのみんなで打ち合げをしようと居酒屋で飲んでて乾杯したら、グラスが簡単に割れちゃいました。そこで店員さんに『割れないグラスで飲みたいんですけど』とお願いしたら、『グラスを割らないように飲んでください』と言われましたから」

――それは正論だと思います（笑）。ストリートファイトの経験はありますか？

「あったかな〜。殴られて殴り返したことはありますね。あっ！　それって喧嘩だ！」

――アハハハ！

「高校生のときに同級生の女から『てめぇ、生意気なんだよ』と言われて、『えっ！　生意気じゃないし』と言い返しました。最初に手を出したらこっちの負けだと思ったので、手を出させようと挑発したんです。そしたらパーンって殴ってきたので、ヨッシャー！みたいな」

――最初に手を出してはいけないことって女性はあんまり考えないですけどね。よく喧嘩のことは知ってますよね。さすが“ストリートファイト最強”！

「いやいや、正当防衛です。その子ですか？　ちょっとひっぱたいただけなので、ちゃんと元気に生きてますよ（笑）」

――生意気だと思われるようなことを学校でよくやってたのですか？

「私は人を逆なでさせることに関してはトップレベルですから（笑）。私ってよっぽどタチが悪いんでしょうね。性格に“難あり”ともいえます。自分的にも残念です。私の父は国語の教師で、“紅絹”っていう自分の名前も綺麗な生地の紅絹からつけたらしいんですけど、（自分を指差して）今はこれですからね（笑）」