かかと落とし、ブラジリアンキック……なかなか女子の試合では見られない切れ味抜群の足技で、3月のミニフライ級次期王座挑戦者決定トーナメント一回戦では、かなりのインパクトを残したLittle Tiger June。初代タイガーマスクから授かったリングネームを持つTigerが、今大会で注目されているトーナメントの“台風の目”といっても過言ではない。極真の故大山総裁も認めたその強さの秘密とは!? タモリ公認高倉健似のお父さんも登場!
撮影協力:根岸鮨処 奄美http://r.gnavi.co.jp/a605700/
Little Tiger June
青春塾所属
1983年6月14日生
157cm・48.0kg
東京都出身
戦績2戦2勝
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■“Little Tiger”というリングネームは、初代タイガーマスクから授かったもの
――初代タイガーマスクの佐山サトル氏からリングネームを授かったんですよね。元々どういった経緯で佐山氏と知り合ったんですか?
「私の実家はお寿司屋なんですけど、佐山先生には以前からお客様としてお店に来て頂いてました。昨年の2月に私がアマチュアキックの試合に出ることになり、たまたま佐山先生がうちのお店に食べに来ていただいたときに、今度アマチュアの試合に出るという話をしたら、『うちの道場に遊びに来なさい』と言って下さり、掣圏会館の道場に行かせていただくことになりました」
――佐山氏から催眠術をかけてもらったりは?
「それはないですね。一般的にいう催眠とは違うんですけど、自己啓発をやっていただいたことはあります」
――掣圏会館ではどういった練習をしているんですか? 掣圏会館所属の選手には桜木裕司選手や瓜田幸造選手や大きな体格の選手がいますけど
「そういった方々とスパーリングしています。桜木選手は体が大きいのでスパーリングは難しいんですけど、勉強になることが多いです。あと、掣圏会館では師範代に技術も教えてもらっています」
――どうしてプロになろうと思ったんですか?
「初めはプロになるつもりはなく、体を動かすだけでいいと思っていましたが、今所属している青春塾の仲間からプロでやってみないかと言われ、そこで佐山先生にも相談したところ、『いいんじゃないか?』と賛成して頂きました。そしてプロデビューすることが決まり、佐山先生から“Tiger”の名前をいただきました」
――名前にはどういった意味が込められているのですか?
「Little Tiger(リトルタイガー)は“小さい虎”でそのままなんですけど、私が6月生まれなのでJUNEは後から自分でつけました(笑)。でも今思えば、JUNEはいらなかったかな〜と思いますよね(笑)」
Little Tiger June
インタビュー 内容
■“Little Tiger”というリングネームは、初代タイガーマスクから授かったもの
※以下GBR会員の方のみご覧になれます。
■掣圏会館・佐山総監、極真・故大山総裁、ブアカーオとTigerとの接点とは?
■入場時に被ってくるタイガーマスクの謎
■実家はお寿司さん。お店にたって握ることも!?
■お父さんはタモリ公認の高倉健似。街に出ると……
■刀を毎日大事に研ぎ続けています |
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