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福岡・リアルディールの看板を背負い、R.I.S.E.マットで活躍を続けてきた裕樹と龍二。紆余曲折があったものの、今回のチャンピオンマッチでは二人ともベルトに王手をかけた。今回の対談では互いの活躍を振り返り、面白エピソードも明かしくれた二人。最後の最後に仰天プランも飛び出した!?
龍二(左)
りゅうじ
1978年8月26日(29歳)、大分県出身
身長177cm
趣味は酒、好きな食べ物は酒に合うもの
戦績:24勝(16KO)5敗
R.I.S.E. DEAD OR ALIVE TOURNAMENT’07王者
REALDEALミドル級王者
リアルディール所属


裕樹(右)
ゆうき
1982年11月6日(25歳)、福岡県出身
身長170cm
好きな食べ物はホットケーキ
戦績:25勝(20KO)7敗1分
R.I.S.E. DEAD OR ALIVE TOURNAMENT’04準優勝
REALDEALウェルター級王者
リアルディール所属

■護身のためにキックを始めたという裕樹
何と通っていた高校はあの不良マンガのモデル

――まず裕樹選手! なんで調印式で龍二選手がコメントする度にニヤニヤしてたんですか?

裕樹「だってこの人、面白すぎるでしょ。『ブッ倒して、倒します』って(笑)。倒すを二回も言ってましたからね」

龍二「そんなこと言ってた? 緊張しすぎてましたね(笑)。会見とか公の場で挨拶するのが苦手なんです」

――しゃべりが上手い裕樹選手から何かアドバイスはないんですか?

裕樹「いやあ、ないですね。こうやって天然でガチガチの姿を見るのが面白いんで(笑)」

――こうしてお二人で取材を受けることは今までありました?

裕樹「井手泰晴(※元リアルディール。かつてR.I.S.E.で裕樹、龍二と共に活躍していた)がいた頃はよく3人で取材を受けていましたけど、2人ではそんなにないですね。だから本当に久々っすね」

――基本的な質問なんですけど、お二人はどうしてリアルディールに入門しようと思っていたんですか?

龍二「僕はもともとプロレスファンだったんですね。それでテレビでK-1を見て、キックボクシングをやろうと思いました。それで当時、福岡に住んでいたお姉ちゃんにリアルディールを紹介してもらって、入門したんです」

裕樹「僕は通っていた高校が不良が多い学校で、護身のためにキックを始めました」

――自分で身を守らないといけないほど危ない学校だったんですか?

裕樹「そうですね(笑)」

龍二「ビーバップハイスクールのモデルになった学校なんですよ」

裕樹「さすがに今はもう少なくなりましたけど、ああいった感じの人がたくさんいるような学校です」

――護身のためにキックを始めたというのはネタだとばかり思っていました(笑)。

裕樹「最初は少林拳という拳法をやっていたんですけど、防具をつけてローキックもなしなんですよ。だからこれではちょっと自分の身は守れないなと思って、もっと実戦的なキックにしたんです(笑)」

――年齢では龍二選手の方が年上ですが、ジムでも龍二選手の方が先輩なんですか?

龍二「はい。僕の方が1年くらい早くジムに入りました」

――お互いの第一印象は覚えてます?

裕樹「僕が龍二さんを最初に見たのはジムのスパーリング大会で、ジムでインストラクターをやっていた三苫純次さんの相手が龍二さんだったんです。僕にとって三苫さんは先生だったので、三苫さんとスパーリングする相手という感じで見てましたね。でも実際にスパーリングが始まると、三苫さん相手にガンガン行くんですよ。それで強い人だなあと思いました」

龍二「僕はジムには入ったものの、そんなに練習に行ってなくて。それに裕樹はまだ高校生だったんで、僕とは練習時間もずれていたんですよ。裕樹がジムに入ってきても、しばらくは存在を知らなかったんです。だから裕樹がインストラクターになって『インストラクターになった田口(※裕樹の本名)です。宜しくお願いします』と挨拶されてから、色々と交流が始まりましたね」


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裕樹&龍二クロストーク 内容
■護身のためにキックを始めたという裕樹
何と通っていた高校はあの不良マンガのモデル

※以下GBR会員の方のみご覧になれます。
■「ここまで来れたのも俺のおかげ」(裕樹)
「こんなクソ生意気なガキに負けたくない」(龍二)
■後輩の活躍を見て面白くなかったという龍二
逆に裕樹は「『よっしゃ!』と思っていました」
■普段は真面目な裕樹、普段から呑んべえの龍二
二人の夢は福岡でR.I.S.E.のタイトルマッチ
      
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