在日タイ人として圧倒的な強さを見せているワンロップとカノンスック。日本に主戦場を移すと、ほとんどのタイ人が実力を落とす中、この二人はその強さを保ったままだ。そんな彼らにとっての日本での生活、そして日本で試合することの意味とは? また二人からは私生活での意外なエピソードも続々と飛び出した!
ワンロップ・ウィラサクレック(左) 1982年11月14日(25歳)、タイ・コーンケン出身 身長170cm 2003年3月、桜井洋平戦で日本デビュー。 桜井には敗れたものの、その後は日本のトップファイターたちを次々と撃破。 得意技はヒジ打ちでニックネームは“ムエタイの切り裂き魔”
戦績:67戦53勝(18KO)10敗4分
日本での戦績:14勝2敗2分 M-1バンタム級王者/ウィラサクレック・フェアテックスジム所属 |
カノンスック・ウィラサクレック(右) 1982年4月1日(26歳)、タイ・ローイエット出身 2005年10月、前田尚紀戦で日本デビュー。 パワフルなパンチと蹴りを武器とするスラッガータイプ。 日本での試合はすべて勝っても負けてもKO決着という好戦的な選手。 ニックネームは“M-1の斬り込み隊長”
戦績:65戦51勝(18KO)12敗2分
日本での戦績:7勝2敗 M-1フェザー級王者/ウィラサクレック・フェアテックスジム所属 |
■ゲンキとの試合は判定決着にはならないだろうね(ワンロップ)
――試合まで2週間を切りましたが、お二人は普段どんな練習をしてるんですか?
ワンロップ「ミットやサンドバックを中心にやって、それが終わったら首相撲や縄跳び。一日のメニューとしては朝に走って、夜に2時間くらいジムで練習しているよ」
カノンスック「大体、僕も同じメニューだね」
――二人でスパーリングすることもあるんですか?
ワンロップ「もちろん」
カノンスック「スパーリングでは僕よりもワンロップの方が強いんだ(笑)」
ワンロップ「そんなことないよ! 同じくらいでしょ(照れながら)」
――それぞれ対戦相手についてはどんな印象を持ってますか?
カノンスック「う〜ん、相手のことはよく知らないんだけど、別に問題ないと思うよ」
ワンロップ「ゲンキとは一度、対戦しているんだけど、何をやってくるかは分かってるつもりだよ。確かにゲンキのパンチはとても強かったけど、そんなに恐れる選手じゃないと思っている」
――日本のファンの多くは「今のワンロップを止められるのは山本元気しかいない!」と思っているのですが、ワンロップ選手自身はどう思っていますか?
ワンロップ「まあね、ゲンキも日本人の中では……」
ワンロップ×カノンスック対談
内容
■ゲンキとの試合は判定決着にはならないだろうね(ワンロップ)(前半)
※以下GBR会員の方のみご覧になれます。
■ゲンキとの試合は判定決着にはならないだろうね(ワンロップ)(後半)
■ワンロップがパチンコで大もうけ?
■二人が語る日本で闘う理由、そして日本とタイの違いとは?
■カノンスックがK-1参戦表明! 闘いたい相手とは? |
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