以前よりビッグイベントへの参戦を熱望し、今回、戦極ライト級GP出場のチャンスを掴んだ廣田。相撲とボクシングという一風変わった格闘技経験を持つ廣田だが、その戦い方は「テイクダウンされずに相手を殴り倒す」。アマチュア時代から一貫してこのファイトスタイルを貫き通し、ケージフォースではチャンピオンに上り詰めた。対戦相手がMMAの本場アメリカIFLのチャンピオンであっても、強気な姿勢は崩さない廣田。そんな廣田が思う戦極での野望とは?
廣田瑞人(ひろた・みずと)
1981年5月5日(27歳)、長崎県・諫早市出身
身長171cm
相撲とボクシングをバックボーンに持ち、
2004年、第11回全日本アマチュア修斗選手権大会で優勝
2005年2月6日、修斗でプロデビュー。新人王決定トーナメントを制し、同年の新人王となる。
2007年からはケージフォースにも参戦し、第2代ライト級王者に輝いた。
戦績:9勝(5KO)2敗
GUTSMAN修斗道場所属 |
■「人にたくさん見られて闘うのは気持ち良さそう」
――戦極参戦が決まって記者会見や公開練習がありましたが、あまりこういったものには慣れてないですよね。緊張しました?
「はい。全然、慣れてないです(笑)。ただしこんな感じかなと思っていたものよりも、緊張しなかったんで、そこは良かったですね。それにこうやって大きく扱ってもらえると、頑張れるかなという気にもなります」
――今はどんなスケジュールで練習されているんですか?
「毎日昼と夜に練習をやっているんですけど、月・金が昼間に走って夜が寝技と打撃。火・木が昼ジムワーク、夜がジムでスパーリングですね。試合に向けてバイトも休んでいるんで、昼も夜も練習しています。次の試合のファイトマネーをがっちりいただくんで、生活の方は問題ないです(笑)」
――先ほどの公開練習では(https://gbring.com/sokuho/news/2008_08/0814_sengoku.htm)シャドーでもミットでも蹴りを使っていましたけど、練習では蹴りも使うんですか?
「はい。どうしても試合になるとパンチに頼っちゃうんですけど、練習では蹴りも使います。一応、スパーリングではハイキックで何回か倒したことありますし(笑)」
――戦極では4点ポジションのヒザ蹴りがありというルールじゃないですか。廣田選手にとってはやりやすいですか?
「やりやすいと思いますね。今まで試合中にタックルを切って、がぶっている時にも『ヒザ蹴りがあったらいいな』と思う時が何回もあったんで。ルールは問題ないんじゃないですか」
――廣田選手は常々「大きな大会に出たい」と話していましたけど、実際に戦極からオファーを受けた時はどんな気持ちでした?
「やっと来たかって感じで、すごいうれしかったですね。即答するくらいの勢いでした」
――戦極というイベント自体はご覧になったことはあります?
「はい。第二陣を会場で見ました。やっぱり会場が広いなと思ったし、今まで闘ってきた舞台とは違う雰囲気はありました。人にたくさん見られる中で闘うわけだから、気持ち良さそうだなって」
――大舞台に出るという部分で、ここまでの道のりは長かったと思います?
「う〜ん、妥当じゃないですか。実際に格闘技をやってみてからはそう思いますね」
――というと、総合を始める前はもっと楽にここまで来れると思っていた?
「ぶっちゃけた話…」
廣田瑞人インタビュー 内容
■「人にたくさん見られて闘うのは気持ち良さそう」(前半)
※以下GBR会員の方のみご覧になれます。
■「人にたくさん見られて闘うのは気持ち良さそう」(後半)
■浮き沈みのあったこの2年間を廣田はどう感じていたのか?
■アメリカVS日本!廣田はこの戦いをどう見ている? |
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