1月25日(日)東京・新宿FACEで行われるZST事務局/TBSラジオ主催「ZST.19」でZSTウェルター級のベルトを賭けて渋谷修身と対戦する奥出。昨年はメインイベンターに成長、前王者である内村洋次郎にも一本勝ちし、今回のチャンスを掴んだ。これまでタイトルやベルトとは無縁だった奥出がタイトルマッチに向けての心境を語った。
奥出雅之(おくで・まさゆき)
1978年1月5日、東京都出身
身長176cm、体重73kg
高校時代はレスリング部に所属。2003年にZSTジェネシスライト級トーナメントに参戦。 その後、ZSTでキャリアを積み、昨年は2度のメインイベントを務めるなど活躍した。
そのビジュアルから“ミニ・ホンマン”と呼ばれる。
ゴールドジムサウス東京/チーム09所属 |
■総合格闘技の際の技術を改めて感じさせられた
――試合まで約1週間ですが、今のコンディションはいかがですか?
「ボチボチですね。いつも通りという感じです。ここ最近はずっとこんな感じで、あとは体を休めながらゲームをやりまくって集中力を高めます」
――本格的な練習はもう終わったと思いますが、満足のいく練習はできましたか?
「はい。計画通りに出来たと思います。去年は課題が見つかる試合が多かったので、その課題を克服するような練習を続けてきました」
――その課題というのは具体的に言うと何ですか?
「打撃、総合格闘技としての動きですね。負けた試合や動きが悪かった試合を見ると、そういった課題が見つかりました。
今までは試合がない時には、打撃と寝技を別々に練習していたのですが、最近では総合格闘技の難しさを克服するために全て総合形式のスパーリングで練習するようにしています」
――なるほど。では今までに気づかなかった発見も多いですか?
「そうですね。際の動きというか、技と技のつなぎです。総合格闘技には柔術でもレスリングでもない独特の動きがあると思うんですね。それを改めて感じさせられました」
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