1月25日(日)東京・新宿FACEで行われるZST事務局『ZST.19』は2009年のスタートとなるZSTナンバーシリーズの大会。今大会では奥出雅之VS渋谷修身のタイトルマッチをメインに本戦全6試合が組まれた。そんな今大会の見所を所英男にたっぷりと語ってもらった。
所英男(ところ・ひでお)
1977年8月22日、岐阜県出身
身長170cm、体重67kg
高校時代までは野球部に所属、上京後にパワーオブドリームで格闘技を始める。2001年にプロデビュー後、2002年にスタートしたZSTでは旗揚げ戦から中心選手として活躍。2005年、HERO’Sでアレッシャンドリ・フランカ・ノゲイラに勝利し、大ブレイクを果たす。
大晦日Dynamite!!には4年連続で参戦、2008年からはDREAMに参戦し、2勝1敗の成績を残す。
戦績:36戦21勝(16KO)15敗1分
チームZST所属 |
■伊藤VS荒牧、清水VS宮川は「すごく噛み合った試合になると思います」
――所選手、今日は『ZST.19』の全試合の見所を語ってもらおうと思っているのですが、よろしいですか?
「はい。僕も同じ選手なので、あまり偉そうなことは言えませんが、よろしくお願いします」
――分かりました。では早速インタビューを始めたいのですが、まずは伊藤健一VS荒牧誠戦からお願いします。
「この試合はすごく噛み合う展開になると思いますね。お互いどちらも試合を決める選手で、ガンガン攻めるタイプ同士なんで。しかも2人とも得意パターンを持っているじゃないですか。きっとそのパターンに持ち込んで、相手をそれにハメてしまえば勝利につながると思います」
――所選手は両選手の得意パターンはどういう技術だと見ていますか?
「伊藤選手はすごくパンチが強くて、アキレス腱固めという必殺技がありますよね。荒牧選手も膝十字といったサブミッションが得意。伊藤選手のパンチに対して荒牧選手がどう攻めるか。その日のコンディションも試合に影響すると思います」
――続いて清水俊一VS宮川武明戦についてはいかがでしょう?
「いやあこれも本当に噛み合う試合だと思います。清水選手とはたまに練習するんですけど、動きが止まらないから、練習していてもすごく疲れるんですよ」
――所選手も運動量が豊富な選手だと思いますが、そんな所選手でも疲れてしまいますか?
「…はい(苦笑)清水選手はたくさん試合をしていて、すごく経験を積んでいると思うんですね。しかもしっかりと一本を取って、結果を残し続けてます。練習に関しても色んなところに出稽古して技術を吸収していると思うので、すごく強くなっていると感じてます」
――宮川選手はどうでしょう。所選手はかつてグラップリングタッグマッチで手を合わせていますが、その時はどんな印象を持ちましたか?
「あの時は技術的なこともそうですが、パワーが凄かったなという印象があります。少なくとも僕よりはパワーがありました…試合を見ていても打撃、関節技、どちらも一発の破壊力があると思います。特にあの打撃をもらったら効きそうですね」
――ちなみに清水選手は所選手と同じ清掃業のアルバイトをしているそうですが。
「きっと働き始めて立派な男になっているんじゃないですかね。そこも気になります(笑)」
所英男インタビュー内容
■伊藤VS荒牧、清水VS宮川は「すごく噛み合った試合になると思います」
※以下GBR会員の方のみご覧になれます。
■藤原VS田沼は激しい打撃戦を予想。初参戦のRYOに注目する理由は?
■“スーパー高校生”山田君は「いつものように内村選手に向かっていたら面白い」
■渋谷とのタイトルマッチを控えた奥出「本人は勝つ気満々でした」 |
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