9月23日(水・祝)さいたまスーパーアリーナ・コミュ ニティアリーナで開催されるワールドビクトリーロード『戦極〜第十陣〜』でファビオ・シウバ(ブラジル/シュート・ボクセ・アカデミー)との因縁の再戦に挑む川村。2007年5月30日、パンクラスのリングで両者は激突し、川村はデビュー9戦目にして初敗北を味わった。憎しみすら覚える相手との闘いを前にした心境、そして映画『ロッキー3』さながらの現在の協力者とは?
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川村 亮(かわむら・りょう)
1981年6月19日生、岐阜県出身
身長180cm 体重 85kg
中学、高校時代は野球部、神奈川大学時代はアメリカンフットボール部に所属。
大学卒業後、パンクラスの入門テストを受け合格。
2005年7月、DEMOLITIONにてプロデビュー。
2006年、パンクラス第12回ネオブラッド・トーナメントで優勝。
2007年5月、パンクラスでファビオ・シウバと対戦し、KO負け。キャリア初黒星となる。
2008年3月、『戦極』の旗揚げ戦でアントニオ・ブラガ・ネトと対戦し、判定勝ち。
2008年5月、『戦極 ?第二陣?』でケビン・ランデルマンと対戦し、判定負け。
2008年10月、第4代ライトヘビー級キング・オブ・パンクラス決定戦でKEI山宮と対戦し、判定勝ちし王座を獲得した。
2009年3月、「戦極〜第七陣〜」のメインイベントでキング・モーに判定負け。
戦績:15戦9勝4敗2分
パンクラスism所属
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■ファビオに生まれて初めて心を折られた
ーーファビオ・シウバは川村選手にとってどんな選手ですか?
「一言で答えるとすると、大きな借りがある相手。憎しみに近いものがありますね。その感情は嫉妬に近いものかもしれません。自分がやろうとしていることを、彼はやり続けているという。それは僕との試合の時もそうでした。商売敵とでも言うべきか。彼を力ずくで真正面からぶっ倒さないといけない、と思っています。今の感情を言葉にするのは難しいですね」
ーー自分がこういう風に闘いたいとイメージしている闘い方をファビオが実践しているということですか?
「彼がメチャクチャ凄いという意味ではないんですが、ここ(ハート)の問題なんですよ」
ーー公開練習の時は「初めてKO負けしただけでなく、初めて心を折られた」と言っていましたね。
「心が折られないとKOされないです。KOされるということは、心が折られたから倒れるんですよ。気合い入った人間は倒れないです」
ーー今までの人生で、他に心が折れたことを実感したことってありましたか?
「ないんじゃないですかね」
ーーでは、ファビオ戦の1回だけ?
「だと思いますよ。アメフトや野球は団体スポーツなので、1対1という形にはならないじゃないですか。だからそういう経験がなく、初めての経験でした。“これが心を折られるということなのか”と」
ーーその後も悔しさをずっと引きずっていたんですか?
「はい。ファビオ戦からの僕はずっと勝ったり負けたりの繰り返しなんですよ。KO勝ちもあれから1回しかないですし。だからいい意味で……
川村亮インタビュー内容
■ファビオに生まれて初めて心を折られた(前半)
※以下GBR会員の方のみご覧になれます。
■ファビオに生まれて初めて心を折られた(後半)
■今はあの人と練習「ロッキー3」を地で行く |
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