兼ねてからファイトスタイルが金網向きと言われてきた永田。昨年はケージフォースに参戦し、本格的に主戦場を金網へと移すこととなった。初戦、第2戦でこそ結果は出なかったものの、昨年10月末の星野大介戦では圧倒的なフィジカルとレスリング力を活かした試合で勝利。復活への手がかりを掴んだ。どんな変化が永田に勝利をもたらしたのか。そして永田が2010年に掲げる野望とは?(2010年2月5日UP)
永田克彦(ながた・かつひこ) 1973年10月31日、千葉県出身 身長170cm、試合体重70kg グレコローマンレスリングでは全日本選手権6連覇を達成。 2000年のシドニーオリンピックで銀メダルを獲得するなど、輝かしい実績を残す。 2005年12月31日、Dynamite!!でプロ総合格闘家デビュー。 Dynamite
USA!!、HERO’S、DREAMでキャリアを重ねる。 2009年2月28日、ケージフォースに初参戦。金網ではここまで1勝1敗1分。 戦績:5勝(1KO)6敗1分 新日本プロレス所属 |
■自分のタックルは打撃をもらわないように技術を磨いている ーー昨年末10月のケージフォースでは初めての白星でしたが、勝った時の心境はいかがでしたか?
「ずっと金網向きだといわれながら、結果を出せずにいたので、とりあえずホッとしました」 ーーあの試合に向けて、今までとは違った作戦や練習方法などは取り入れたんですか?
「はい。野木(丈司)トレーナーにパンチを基礎から教わったり、スタミナ強化の練習をたくさんしてきました」 ーー永田選手は総合でもレスリングを生かした動きを見せていますが、タックルに入った時に蹴りやヒザ蹴りをもらうかもしれないという恐怖感はありませんか?
「自分のタックルは、研究して蹴りも膝も食らわない角度で入るように技術を磨いているんですよ。だから(蹴りやヒザ蹴りは)大丈夫です」
永田克彦インタビュー内容
■自分のタックルは打撃をもらわないように技術を磨いている ※以下GBR会員の方のみご覧になれます。
■過酷な減量と子供の誕生が与えた影響とは? ■金網の戦いを追求したい。ただ●●●●でやり残したこともあるので… |
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