4月29日(木・祝)東京・ディファ有明で開催されるパンクラス『PANCRASE 2010 PASSION TOUR』に約9年ぶりの参戦、キム・フン(韓国/パンクラスコリア/Team Tackle)と対戦する高瀬。昨年は2連勝を飾り、話題のブログと共に絶好調。パンクラスに新たな風を吹き込むか?(2010年4月20日UP)
PROFILE
高瀬大樹(たかせ・だいじゅ)
1978年3月20日、埼玉県出身
身長180cm
1998年6月24日、「PRIDE.3」でのエマニュエル・ヤーブロー戦で総合格闘技デビュー
2003年6月8日、PRIDE.26で現UFC王者アンデウソン・シウバと対戦し、三角絞めで一本勝ち
2003年12月31日、『PRIDE 男祭り 2003』で桜井"マッハ"速人に判定で敗れる。
2008年3月4日、「クラブファイト」のメインイベント・グラップリングルールの賞金マッチで原井徹から一本勝ち。
2009年4月より、自身のブログ内で「格闘界の光と影」をスタート。話題を集める。
2009年6月27日、CAGE FORCE初参戦で森川修次から判定勝ち。試合後には「実力3割、マネージメント7割の日本人選手を全員倒します」とリング上で宣言。
同年8月23日、「タイタン・ファイティング・チャンピオンシップ」でMr.Xに一本勝ち、マッハとの再戦をアピールした。
同年12月11日、ブログで勃発した因縁の決着をつけるべく寒川直喜とキックルールで対戦、判定負け。
通算戦績:23戦9勝13敗1分
所属:アイアムアイ
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■マイ砂袋を購入しようかと検討中です
ーー公開練習では三崎和雄選手とのスパーリングを披露しましたが、練習はいつから一緒にやられているんですか?
「1カ月半前〜2カ月くらいです」
ーー一緒に練習することになったきっかけは?
「単純に強い人と練習がしたかったので、ちょうどGRABAKAへ練習に行っている時に和雄さんが練習に復帰して、また一緒に練習したいなと思っていたんです。その後、GRABAKAを離れたと聞いて直接電話して、“練習お願いします”とこちらからお願いしました」
ーーなぜ三崎選手だったんですか?
「今まで練習した中で一番強かったからです。それと最近の試合を見ていて、絶対に自分のプラスになると思いました」
ーー週何回くらい一緒に練習しているんですか?
「最低でも週2〜3回はやっています。あと日体大レスリング部のレスラーが来てくれたり、グラップラーの子が2人来て、みんなで回して練習しています」
ーー三崎選手との練習で得たものは何ですか?
「この間、久しぶりに練習した選手がいたんですが、組んでも打撃の圧力にしても上手さにしても、前もやられていたわけではないけれど、自分が全然強くなっているのが分かりました。確実に強くなっていると思いましたね」
ーー極真館・盧山初雄館長直伝の必殺ローキックの調子はどうですか?
「それは本番のお楽しみ(ニヤリ)。相手の足をぶっ壊したいと思っています」
ーー砂袋を蹴るトレーニングは続けているんですか?
「それが、ジムにある砂袋の場所が移動になってしまい、思い切り蹴り込めなくなってしまったんですよ。それでマイ砂袋を購入しようかと検討中で、1万円くらいで意外と安かったんですが、毎日蹴っていたら近所迷惑になるかなと。そこだけが悩みなんです(笑)」
ーー9年ぶりのパンクラス参戦ですが、どういう想いですか?
「いろんなことがあったリングですからね。今の体制とは違いますが、凄くよくしていただきました。壮絶なネイサン・マーコート戦もありましたけれど。感慨深いと言いますか、やっとだなという想いもあります。前から参戦することは考えていたんです」
ーーパンクラスにどんな風を吹かせたいですか?
「スタイルは異なりますが、鈴木みのるさんみたいなタイプがいなくなったと思うので、鈴木さんみたいな匂いを出したいというのがある。自分もプロレスを経験していろいろ変わったと思うので、そういうものを出せたらいいと思います」
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