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 5月9日(日)東京・後楽園ホールで開催されるニュージャパンキックボクシング連盟(NJKF)『熱風 零四』にて、“元・全日本フェザー級四天王”山本元気(DTS)とのビッグファイトが決定した羅紗陀。キックボクシングこれからの10年を背負っていく逸材と目されている羅紗陀と、これまでの10年をトップクラスで支えてきた元気。世代交代対決などという言葉では言い表せない、本物同士の“死闘”となることは間違いない。(2010年5月6日UP)

PROFILE
羅紗陀(らしゃた)
1988年7月23日、千葉県出身
身長170cm
元・MA日本&全日本ウェルター級&全日本ミドル級王者の向山鉄也を父に持つ
2005年11月20日、17歳の時にNJKFでプロデビュー
高校在学中に5連勝を飾るなど大器の片鱗を見せ付けた
負傷によって長期欠場を余儀なくされたが1年8カ月ぶりの復帰戦となった、
2008年9月27日、王座決定戦で中須賀芳徳を破りNJKFスーパーフェザー級王座に就く
2009年3月22日、“狂拳”竹内裕二との王者対決ではダウンの応酬の末ドロー
同年9月23日、末広智明を2RKOで破りWBCムエタイルール日本スーパーフェザー級王座獲得
2010年1月24日、最強の一角・前田尚紀からダウンを奪っての判定勝ち
戦績:10勝(3KO)2敗1分
ニュージャパンキックボクシング連盟/キングジム所属

自分もバカじゃないので、ずっと殴り合うことはしません

ーー山本元気選手との“ビッグファイト”が決定しました。最初に聞いた時はどう思われましたか?

「前から山本選手は強くて有名だったので、凄く嬉しかったと同時に頑張らないといけないという気持ちがいっぱい出てきました」

ーー“来たか!”と思いました?

「はい。前田尚紀戦に続いてもっと頑張らないと、と思いました」

ーーどんな印象を持っていますか?

「自分は日本の中でも1、2位を争うくらいの選手だと思っています。やってみたいけれど凄く強いので、怖い選手というイメージがありましたね。やったら凄く強いんだろうなって」

ーーいわゆる“全日本キック四天王”(山本真弘、石川直生、山本元気、前田尚紀)の中でも一番やりたかった相手?

「一番強いのは山本真弘選手かもしれませんが、打ち合いになると山本元気選手の方が強いんじゃないですかね。パンチで真っ向勝負で行くじゃないですか」

ーー真っ向勝負は望むところですか?

「自分もバカじゃないので、ずっと殴り合うことはしませんよ(笑)。ムエタイルールなのでもうちょっと考えながら闘いたいです。山本選手は1回もダウンしたことがないと聞きましたが、自分もダウンを奪えないだろうと考えるのはよくないのでダウンを奪って倒す気持ちで向かいます」

ーー最低でもダウンを1回は取る、と?

「させたいです」

ーー研究はされているんですか?

「自分はそんなに研究しないタイプなので、何となくちょっとだけ映像を見て、練習で想像してやっています」

ーーでも、ジムの棚に全日本キックのDVDが山積みされていましたよ。

「会長やコーチが見ています。自分は1回目を通したくらいで、相手の試合はあまり見ないです」

ーー試合が決まる前はよく見ていたんですか?

「いや、あまり見たことがないですね。強い選手だということは知っていました」

ーー印象に残っている試合はありませんか?

「生で見たことはないんですが、やっぱり桜井洋平(NJKFのエースに長く君臨)選手がやられた時の試合をDVDで見て、パンチが強いなと思いました」

ーー自分が所属する団体の象徴だった選手がKOされた試合を見て、特別な感情は湧きませんでしたか?

「自分とやったらどうなるんだろうとは思いました。今回それが試せるので楽しみです。洋平選手が負けたからとかではなく、単純に山本選手とやって勝ちたいという気持ちは湧きましたね」

ーー例えば、山本選手のパンチ対策でボクシングのスパーをやっているとか。

「やってますよ。ウチのジム生と」

ーーボクシングジムに出稽古へ行ったりはしないんですか?

「自分は出稽古はやりません。今まで行ったこともないですし、あまり行きたいとも思わないです。ウチのジムで練習していれば強くなれると思うので」

ーーどういう試合がしたいですか?

「すいません、言えません(笑)」

ーー打ち合ってみたいという気持ちはありますか?

「打ち合ってみたいとは思います。ただ、自分はまだ経験も浅いので、打ち合って勝てるという自信はないです。弱気ではなく、ちゃんと考えてやらないといけないと思っているので、チャンスがあれば狙います」

ーー山本選手は前田選手の敵討ちで、潰しに行くくらいの覚悟ですよ。

「そうだと思いますね。全日本四天王の一人に勝ったので。自分も………


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羅紗陀インタビュー内容
■自分もバカじゃないので、ずっと殴り合うことはしません
(前半)
※以下GBR会員の方のみご覧になれます。
■自分もバカじゃないので、ずっと殴り合うことはしません(後半)
■K-1に出るより山本選手と一戦やった方が、自分としては意気込みがある

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