7月19日(月・祝)東京・ディファ有明で開催されるREBELS PROMOTION『REBELS 3』にて、J-GIRLSアトム級チャンピオンのLittle Tiger(F・TEAM TIGER)とWPMF日本ミニフライ級王座決定戦を争う渡辺。突然の引退から今年4月、2年4カ月ぶりに電撃復帰し、シュートボクシングで2戦を行った。復帰3戦目で訪れたベルト獲得のチャンス。以前よりも饒舌に、そして毒舌になった渡辺が今後の計画を語る。(2010年7月12日UP)
PROFILE 渡辺久江(わたなべ・ひさえ)
1980年10月21日、栃木県鹿沼市出身
身長160cm、体重48kg
2002年4月7日、総合格闘技スマックガールで反則負けプロデビュー
同年12月の「JAPAN CUP」ライト級で準優勝
2003年に旗揚げした女子キックイベントGirls SHOCKにエースとして参戦
同年12月26日、タイでナムワンノーイを破りインターナショナル女子ムエタイライトフライ級王座を獲得
2004年5月7日、TBS『黄金筋肉』で放映された「女子総合格闘技最強女王決定トーナメント」で優勝
2006年8月4日、しなしさとこをKOして初代DEEP女子ライト級王座に就く
2007年2月16日、初防衛戦でMIKUに敗れ王座から転落
2008年5月29日、現役引退を発表
2010年4月11日、シュートボクシングで現役復帰し、TKO勝ち
ニックネームは“格闘ジャンヌダルク”
総合格闘技戦績:19勝(11KO・3TO)6敗
キックボクシング戦績:6勝(1KO)2敗
シュートボクシング戦績:2勝(1KO)無敗
池袋BLUE DOG GYM所属
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■神村エリカちゃんとヒジありで超やってみたい
ーームエタイルールでの試合は2003年12月26日、タイで行ったナムワンノーイ戦以来となりますね。
「ホント、超久しぶりですね。でも、何の不安もない感じ。一番心配がないルールだし、WPMFの世界戦の方はヒジありだって言うじゃないですか。ヒジありはまだやったことがないので、そっちの方が超楽しみ」
ーーヒジありルールをやってみたいんですか?
「超やってみたいですよ〜。神村エリカちゃん(WPMF世界女子ミニフライ級王者)はガンガンとヒジを落としてくるって聞いたから、ヒジをもらったらどんな感じなのか超た・の・し・み。自分も超ヒジ入れたいし、みたいな」
ーー今回の日本タイトルマッチを通り越して、神村選手との世界タイトルマッチまで見ているんですね。
「それが失礼にあたるかどうかは分からないけれど、目指すのは世界ですよ。日本タイトルで満足は出来ない。結局、世界タイトルに挑戦するための日本タイトルだと思っているから。でも、今回の試合も超盛り上がると思うし」
ーー現役復帰されてシュートボクシング(以下SB)に専念するのかと思いきや、そうではなかったんですね。
「女子の格闘技が何となく盛り上がっていけばという感じだし、SBの『Girls S-cup』は8月だから、ちょうど間が空いたので。まあ、タイミング的にいい感じだったから」
ーー約1カ月後に『Girls S-cup』(8月29日・グランドプリンスホテル赤坂)があるのに、リスクも高いのでは?
「RENAちゃんも“Little Tiger選手に負けたら渡辺久江選手はいりません”みたいなことを言ってたけど、私はまず負けないし、全然。あと“一番強い人と1回戦でやりたいですね”みたいなことも言ってたでしょう? 多分、一番強いのは私なんですけど! 私のことを一番軽く見ているかもしれないですね。“全然大丈夫”みたいなことを言ってたけど、そこまで見る目がないってことないでしょ。私の方が長く格闘技を見てるし、私は凄く選手を見る目があるから。それ言ったら、私だって全然あなたに負ける気しないし、みたいな感じだし。
今のいろんな状況を考えてみても、負けらんないっていうのは私の方があると思う。負けらんない理由がある人の方が、勝つんじゃないかな、みたいな。負けないって気持ちよりかは、負けられない理由がある人が勝利の女神的な……運じゃないけれど、何かを起こせるのはそこかな、と思うんですよね。魔裟斗選手もそうだったと思うんだけど。私に負けられない理由はたくさんあるので、負けないでしょうと。
Tiger選手が私に勝ちたいんだったら、私からダウンを奪うなり、KOするなりじゃないと勝てないですよ。完全に私の方がパンチが重いだろうし、痛いだろうし。だから無理でしょうね、って感じです」
渡辺久江インタビュー内容
■神村エリカちゃんとヒジありで超やってみたい
※以下GBR会員の方のみご覧になれます。
■みんな“絶対にKOします”って言葉を安売りしすぎ!
■日本王座獲って、あの選手とやって、世界王座獲って、サクッと引退!?
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