7月5日(月)東京・国立代々木競技場第一体育館で行われた「K-1 WORLD MAX2010 −63kg Japan Tournament FINAL」。大和哲也はこのトーナメントを3連続KOという形で制し、初代王者の栄光を掴んだ。K-1の新機軸になるであろう63kgで初代王者となった大和が王者としての決意を語った。(2010年7月30日UP)
PROFILE
大和哲也(やまと・てつや)
1987年12月10日、愛知県出身
身長171cm
小学1年から中学3年まで少林寺拳法を学び、
2005年7月31日、NJKFでプロデビュー
2008年7月27日、HANAWAを1R42秒でKOしてライト級王座決定トーナメントを制し、桜井洋平が返上したNJKFライト級王座を獲得、同年の団体MVPに選ばれる
2009年7月19日、アメリカでゲンサックを5RでKOしてWMCインターナショナルライト級王座を獲得
同年12月4日、WBCムエタイルール日本統一王座決定トーナメントライト級決勝で、河野雄大に4R2分22秒でTKO勝利を収めて同王座を獲得
2010年3月14日、アメリカでMTAA世界ライト級王座決定戦として“ムエタイのスーパースター”センチャイ・ソー・キングスターと対戦するも、1R2分13秒、左ハイキックでKO負けを喫する
同年5月2日、「K-1 WORLD MAX 2010 -63kg Japan Tournament 1st Round」で山本真弘に延長判定3−0で勝利。そして7月5日のFINALでは裕樹、才賀紀左衛門、久保優太にKO勝利し、初代日本王者となった
戦績:22勝(18KO)5敗
ニュージャパンキックボクシング連盟/大和ジム所属
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■準決勝で左手親指を骨折「でも特に動揺はしなかったです」
ーートーナメントが終わってしばらく時間が経ちましたが、何か生活に変化はありましたか?
「僕自身は何にも変わりないんですけど、周りの反応は違いますね。知り合いからは『テレビ見たよ』と言われますし、どこかに出かけたりすると一般の方から声をかけてもらえるようになりました。やっぱり地上波の影響はすごいなと思います」
ーーいつ頃から練習を再開されているんですか?
「ダメージもあったので試合が終わって一週間くらいは休みました。それから練習を再開しています」
ーー改めて振り返ると、やはり過酷なトーナメントでしたか?
「トーナメントの辛さは精神的な辛さと肉体的な辛さの両方があると思うんですけど、今回は精神的な辛さを感じましたね。一つ試合に勝っても、また次の試合が待っていて、かなり気を張って試合をしていたので疲れました」
ーー特に肉体的なダメージはなかったんですか?
「準決勝が終わって、左手親指の付け根を骨折してたんですよ。試合中に痛みは感じていて、ヒビくらいは入っているかなと思っていたんですが、結果的に折れていました。でも特に動揺はしなかったです。その後の試合で気にすることもなかったですしね」
ーー試合の映像はご覧になりました?
「はい。何回も見ましたし、親は3日間くらい見続けてました(笑)」
ーー試合をしていた時の感覚と客観的に見た印象で違いはありますか?
「僕の中では裕樹戦は動けていないなと思ったんですけど、映像で見るとそんなに悪くはなかったですね。準決勝も自分が思っていたよりも、動きそのものは良かったと思います。欲を言えばもっと綺麗に戦いたいというのがありますけど」
大和哲也インタビュー内容
■準決勝で左手親指を骨折「でも特に動揺はしなかったです」
※以下GBR会員の方のみご覧になれます。
■大激闘の決勝戦!「自分でもドラマティックだと思った(笑)」
■「大和哲也がヒジがありになると●●●●だと思わせたい」 |
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