9月18日(土)東京・後楽園ホールで開催されるシュートボクシング協会『維新−ISHIN−其の四』にてアンディ・サワーと対戦する日菜太。7・31RISE後楽園大会では“必殺”三日月蹴りでアルトゥール・キシェンコをKOするという大番狂わせを起こし、今回のサワー戦でも大物狩りに燃えている。日菜太が立ち技格闘技の歴史を変えるべく再び大一番に挑む!(2010年9月13日UP)
PROFILE
日菜太(ひなた)
本名:渡辺日菜太
1986年8月26日(23歳)、神奈川県出身
身長181cm、体重70Kg
高校時代はサッカー部に所属、高校在学中に
湘南格闘クラブに入門。キックボクシングを始める
2005年6月19日、R.I.S.E.ディファ有明大会でプロデビュー
2008年7月4日、R.I.S.E.初代王者決定戦で龍二を判定で下し、R.I.S.E.-70kg初代王者に輝いた
2009年2月23日、K-1 WORLD MAX日本代表決定トーナメントに初参戦
これまでHAYATO、城戸康裕、山本優弥、マイク・ザンビディスなどを撃破
2010年7月31日、RISE後楽園大会で2008年K-1 WORLD MAX世界トーナメント準優勝アルトゥール・キシェンコにKO勝利
湘南格闘クラブ所属 |
■キシェンコ、サワーの連戦は「僕に風が吹いている」
ーーアンディ・サワーとの一戦まで10日を切りましたが(取材日は9日)、体の状態としては今が一番きつい時期ですか?
「そうですね。もう少し練習を頑張って、そこから疲れを抜いていくことになると思います。練習時間そのものが長いというよりも、密度が濃い練習をいい感じでやれていますね」
ーー前回のアルトゥール・キシェンコ戦から1カ月半というスパンでサワーと対戦するということは、条件的にすごく厳しい戦いになると思うのですが、最初にオファーを受けた時にはどう感じましたか?
「正直、迷いました。まずルールがシュートボクシングのルールで、しかも僕にとってはアウェーじゃないですか。サワーと戦うのなら、中立の舞台で戦いたいという気持ちはありました。ただ周りと相談して、ルールや舞台よりもサワーと戦えるチャンスをものにしたいと思って試合を受けました。サワーと戦うことには躊躇していないし、この短期間でキシェンコとサワーを倒して、まだ誰もやっていないことをやらかそうかなと思っています」
ーーこの2カ月の間にキシェンコ、サワーと連戦するとは想像もしていなかったんじゃないですか?
「そうですね。でもこういう試合が組まれるということは僕に風が吹いているんだと思います」
ーーキシェンコをKOして、日菜太選手の中で変化したこと、自信になったことはありますか?
「キシェンコ戦が終わって10日くらいは休んだんですが、すぐにサワー戦が決まったんで、キシェンコ戦の前からずっと練習を続けている感じなんですよ。だから周りの評価や変化を感じている暇がないです(笑)。でもキシェンコに勝ったことで、世界のトップが手の届かないところにいるわけじゃないんだな、勝つも負けるも本当に少しの差なんだなと感じるようになりました」
■三日月蹴りに続く秘策?「●●にはない技を出したい」
ーーサワーについては対戦相手としてどんな印象を持っていますか?
「強さに波がなくて、常に安定しているファイターだと思います。スタイルとしては…
|