12月30日（木）東京・有明コロシアムで開催されるワールドビクトリーロード『戦極 SOUL OF FIGHT』で神村エリカと対戦するM-1女子ミニフライ級王者ちはる（ウィラサクレック・フェアテックス）。ミドルキック、ヒザ蹴りを武器に、女子キックボクサーでは珍しいムエタイファイターとして注目を集めているちはるは、入場パフォーマンスから楽しませてくれる。神村戦に向けての心境だけでなく、あの長島☆自演乙☆雄一郎を越えるコスプレの趣味についても聞いた。（2010年12月2７日up）

■コスプレ、アニメ好き。度が過ぎて親からは……

――試合が近づいてきましたが、今はどういった心境でしょうか。

「入場する時の衣装がまだ出来ていないので焦っています」

――えっ、そっちですか!?

「はい。大人から子供まで絶対的に人気のあるアニメでいきたいと思っています。トイレには行かせないぞ、という感じです」

――毎回、入場時にはアニメなどのコスプレを着ていますが、以前からアニメはお好きなんですか？

「はい。でも練習が忙しいので今はちょっとしか見ていません。昔はかなりオタクでしたよ。（長島）自演乙さんよりも全然私の方が大先輩ですし、コスプレはガメラ館があるときからやっていましたから」

――ガメラ館？？　

「今、コスプレイヤーが集まるコミックマーケットの場所といえば東京ビッグサイトですよね。昔はガメラ館（東京国際見本市会場の東館のこと。銀色のドーム状屋根を持つ円形構造で同人誌関係者からはその形からガメラ館とも通称されていた。1996年に東京ビッグサイト完成に伴い、その役目を譲り渡し閉場）だったんです。今みたいに有名になる前からコスプレをやっていて、中2〜20歳まで夢中でした」

――そんなに長期間アニメ好きだったんですか!?　ちなみに今日のキャラクターは何ですか？

「ストリートファイターに出てくる、春日さくらです。私は格闘ゲームに影響を受け
ているので、コンビネーションとかもゲームっぽいのかもしれませんね」

――11月19日の戦極会見に出席されたときもそうでしたが、コスプレ姿でしたよね。今日も違うコスプレ姿でのインタビューとなりましたが、相当コスプレはお持ちなんですか？

「『もう大人なんだから止めなさい』と親に言われ、だいぶ処分しちゃいましたけど、50〜60着はありましたね。簡単なものから凝ったものまで色々と持っていて、同じコスプレは二度と着ないと決めて、夏にあるコミケには毎回行ってました」