2月13日(日)東京・ディファ有明で開催されるリングス『THE OUTSIDER 第15戦』に出場する小野裕貴。暴走族を引退し、現在は改造車を愛する“VIPファミリー”に所属している“浜松の特攻一番機”。これまでに起こった抗争だけでなく、アウトサイダー出場前に突然起こった出来事で逮捕されるというハプニングの内容も明かしてくれた。(2011年2月9日UP)
PROFILE 小野裕貴(おの・ゆうき)
静岡県出身、20歳
身長167cm
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■数年前に勃発した抗争で闇討ちを敢行!
――アウトサイダー出場を決めた動機から教えて下さい。
「アウトサイダーは不良ばかり集まっていて、大会自体が面白そうだったからです。あとは、誰にでも公に出られるチャンスがあるところにも魅力を感じました。アウトサイダーに出ることで友達や後輩に『やれば何でも出来るんだ』というのを自分の行動で見せてあげたかったのが一番大きな理由ですね」
――後輩というのはどういった後輩ですか?
「自分が現役だった頃の暴走族時代の後輩や今のチームの後輩です。今は、改造車愛好一家の“VIP FAMILY”というバイク、車などをいじることが好きな人が集まったチームで、みんな絆で結びついています。今のチームでは、喧嘩をこっちから仕掛けることはありませんが、相手が仕掛けてきたら徹底的にやりますね。チームで走っている地域は浜松だけではなく、磐田とかでも走っています。メンバーは、10代の頃に暴走族とかで頭をはっていた連中ばかりで40人ぐらいいますね」
――今までの人生で一番悪かったなと思う出来事は何ですか?
「自分は窃盗や恐喝をするわけではないし、喧嘩をやったり無免許で走ったりしていたぐらいですよ。喧嘩の中で思い出深いのは、中学卒業後に自分は暴走族の総長をしていたんですが、公園でミーティングをしていた時に、見るからにヤクザみたいな人が最初5人ぐらいで来たんです。それでいきなり『うるせー』とか言いながらぶん殴ってきて、僕らも抵抗したんですよ。そうしたら……
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