2月13日（日）東京・ディファ有明で開催されるリングス『THE OUTSIDER 第15戦』に出場する“三つ星レスリング料理人”吉田弘。全国のワルが集まるアウトサイダーに、今大会唯一、異彩を放っている吉田は、普段レストラン勤務のシェフである。なぜ不良のいるリングに身を投じるのか。ただの色物ファイターで終わってしまうのか。本人を直撃！（2011年2月9日UP）

■アウトサイダーには3度目の応募。過去のことを聞くと意外な答えが…

――アウトサイダー出場を決めた動機から教えて下さい。

「アウトサイダーに出たいと思い昨年の2月と4月に2度応募したのですが、新規の仕事が入りまして、申請した後に断ったことがありました。それから1年が経ち、そちらの仕事が落ち着いたのでもう一度アウトサイダーに挑戦しようと思いました」

――今はどういったお仕事をしているんですか？

「レストラン勤務でシェフをやっています」

――アウトサイダーHPに掲載された写真を見たのですが、あれがまさに職場の格好ですか？

「そうですね。出場メンバーを見るといかつい写真が多いですよね。私はイロモノなので『あなた呼ばれてますよ』『オレ？』という感じで行こうと決めました（笑）」

――もしかしてあの服装の下には、物凄い刺青が入っているのでしょうか。

「アハハハ！　何も入ってないですよ。銭湯に行けなくなっちゃうので何も入れてないですね」

――昔はワルをやっていたんですか？

「何もないですよ。普通に私は社会人なのでずっと働いています」

――どうしてアウトサイダー出場を決めたんですか？

「同じ職場に2名ほど、アウトサイダーに出ている人間がいて……