2月27日(日)東京・後楽園ホールで開催される『RISE 74』にて、K-1 WORLD MAXライト級に2度参戦している麻原将平(シルバーアックス)と対戦する巨輝。昨年RISEに初参戦で2連勝したが、その後は2連敗とあとがなくなってきた。今回生き残りを懸けてのサバイバルマッチに挑む巨輝は、スタイルチェンジに励んでいた。(2011年2月25日up)
PROFILE
巨輝(なおき)
1986年5月19日、大阪府出身
身長176cm、体重65.0kg
2004年6月27日「NKB K-U ディファ有明大会(フェザー級新人王戦一回戦)」の水島直哉戦でプロデビュー
2007年4月28日「NKB 2007奪還シリーズ」で松本浩幸を破り、NKBフェザー級王者に
2008年7月20日「NKB K-U創立10周年記念興行」で高野洋一を判定で下してNKBライト級王者になり二階級制覇
2010年にNKBを離れてフリー転向後、TARGETに移籍
同年4月7日からRISEに参戦、いきなりスーパーライト級王者の吉本光次を破る
通算戦績:15勝(4KO)3敗2分
TARGET所属 |
■初めての挫折と、敗北から学んだこと
ーー昨年は4月にRISE初参戦でいきなりスーパーライト級チャンピオンの吉本光志選手に勝ち、5月には小宮山大介戦で衝撃のTKO勝ち。しかし、7月の渡辺理想戦でプロデビュー2戦目以来6年ぶりの敗北を喫し、10月の裕樹戦ではキャリア初の2連敗と、かなり波乱に富んだ1年でした。
「そうですね。キックボクサーになってから初めて挫折を味わいました。もうあとがない状態なので、次の試合はインパクトを残さないといけないと思っています。
正直、出だしが良くて気を抜いてしまったような部分はあったかもしれません。しっかり練習はしていたんですが、そういう部分が良くなかったんでしょうね。これからは絶対そういうことはないと思います」
ーー正直言って、今回対戦する麻原選手は去年対戦したメンバーに比べると一段階落ちると思いますが……。
「その通りですね。ここでしっかりインパクトを残さないといけません。しかも今回の試合はヘビー級に挟まれているので(第5試合で羅王丸VS長谷川、第8試合で上原VS高萩。巨輝は第6試合で第7試合も同じくライト級の渡辺VS水町)インパクトを残さないと余計にダメだなって思っています」
ーー麻原選手にはどんな印象を?
「まだそこまで研究はしていないので、よく分かりません。前に出てくる選手だとは聞いています」
ーー昨年の5月と7月にK-1MAX出場を果たしていますが、それは意識しますか?
「いや、別にしていません。今年も63kgのトーナメントがあるのなら、出たいとは思いますけれども」
ーー昨年そのトーナメントに出場している麻原選手に勝てば、そのチャンスもあると思いますよ。
「それはもちろん。勝たないといけないし、倒さないといけないと思っています。今回は…………」
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