3月12日（土）東京・後楽園ホールで行われる「プロフェッショナル修斗公式戦 SHOOTOR’S LEGACY 02」で細井鷹飛呂（パラエストラ松戸）と対戦する堀口。伝統派空手で培った独自の打撃を武器に、KRAZY BEEとしては3年連続となる新人王トーナメント優勝＆MVPを獲得した。伝統派空手の技術を総合格闘技にアジャストしたファイトスタイルはどのようにして作られたのか？（2011年3月3日UP）

■対戦相手は関係ない！「いつも通り自分の試合をやれば勝てる」

ーー昨年は修斗の新人王、そしてMVPを獲得しましたが、周りの反応はいかがでしたか？

「特に何も変化はなかったですね（笑）」

ーーKRAZYBEEからは田村一聖選手、矢地祐介選手と2年連続で新人王＆MVPが出ていて、自分も取って当然だと思いましたか？

「はい。そのつもりでトーナメントに出ました。先輩の朴（光哲）さんからはプレッシャーをかけられたんですけど、自分は試合に勝つことだけを考えてやっていたし、MVPはそれについてきたものだと思っています。さすがにMVPで自分の名前を呼ばれたときはうれしかったですけどね（笑）」

ーー今大会では堀口選手を含め3人の新人王が出場します。大会ポスターにも大きく扱われていて、注目度も高いと思いますが、それについてはどう感じていますか？

「自分はあまり何も感じないですかね。『人気があったらいいな』くらいには思っていますけど、自分が周りにどう見られているとか、そういうことは気にしないタイプなんで」

ーー対戦相手の細井鷹飛呂選手のことは、試合が決まる以前から知っていましたか？

「いや、知らなかったです。試合が決まって、何回か過去の試合を見たくらいです」

ーー対戦相手としてどんな印象を持ちましたか？

「あんまり特徴がないなって（笑）。強いて言うなら打撃も寝技も何でもやるタイプというくらいですかね。細井選手が相手だからどうしよう、というのは考えてないです」

ーー身長は細井選手の方が10cm高くリーチ差があるとは思いますが、それも気にはならないですか？

「自分には関係ないですね。いつも通り自分の試合をやれば勝てると思っています」

ーー2011年の初戦は3月になりましたが、今年はどのくらい試合をやりたいですか？

「3戦以上はやりたいですね。早く上に行きたいんで、コンスタントに試合がしたいです」

ーー例えばクラスAや世界ランカーの選手を見て、自分が試合をしたらどうなるだろうと考えることはありますか？

「……」