3月12日(土)東京・後楽園ホールで行われる「プロフェッショナル修斗公式戦 SHOOTOR’S LEGACY 02」で伊藤一宏(シューティングジム横浜)と対戦する佐々木。リングネームの“うるか”はサンスクリット語で天狗を意味する言葉。その名の通り、佐々木はこちらの予想がつかないダイナミックな動きで昨年の新人王を獲得した。総合格闘技だけにとどまらずグラップリングの試合にも積極的に出場し、自らの技術に磨きをかける佐々木。彼が目指す理想の格闘技スタイルとは何か?(2011年3月9日UP)
PROFILE
佐々木憂流迦(ささき・うるか)
1989年10月7日、静岡県出身
身長180cm、試合体重65kg
小学生時代にプロレスラーに憧れ、総合格闘技に興味を持つ。
高校入学と同時にレスリングを始め、卒業後に和術慧舟會駿河道場に入門。
2010年4月にケージフォースでプロデビューし、同年6月の修斗デビュー戦で一本勝ち。CRAZY D 元博、齊藤曜を下して新人王トーナメント優勝&技能賞を獲得。
総合格闘技だけではなく各種グラップリング大会でも多数の実績を残す。
修斗戦績:3戦3勝
2010年修斗ライト級新人王&技能賞
和術慧舟會駿河道場所属
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■2011年はすでに3試合を消化!そこから見えてきた課題と修正点
ーー3月12日の後楽園ホール大会でジャングル伊藤選手と対戦が決まりました。伊藤選手にはどんな印象を持っていますか?
「すいません! まだ映像は見ていないので、どんな選手なのか分かりません」
ーーそうなんですか!? さすがに試合までには見ますよね?(※取材日は3月2日)
「一応は見る予定です(笑)。まあでも相手も人間なのでフェイントには引っかかるだろうし、パンチが当たれば効くじゃないですか。ちゃんとやることをやっていれば勝てると思います」
ーー佐々木選手はグラップリングの試合も含めると今年はすでに3試合も行っているんですよね。
「はい。1月にDEEPのリアルキングトーナメントに出て、2月はDEEP静岡大会とADCC予選に出場しました」
ーーそれぞれの試合を振り返っていただきたいのですが、リアルキングトーナメントでは八隅孝平選手に敗れて優勝を逃しました。あの試合はどこに反省点がありましたか?
「八隅さんとは2度目の対戦で前回も負けていたんですよ。それで何か穴を見つけて戦おうと思って、自分がグラウンドで下になって攻めてみたんですが、あのタイプに下から攻めるのは駄目ですね(苦笑)。僕がそこまで下から強くないというのがあるかもしれませんが、八隅さんにはレスリングで勝負しないと勝てないと思いました」
ーーDEEP静岡大会では鍵山雄介選手とドローに終わりましたが、試合前に体調を崩していたと聞きました。
「確かにそれもありましたが、僕の動きが悪すぎました。初めて地元で総合の試合をして、普段は見に来られない人たちもたくさん会場に来てくれたんですよ。その人たちの前であんな試合をしてしまって本当に残念です」
ーーそしてADCC予選でも初戦でポイント負けし、なかなか調子が上がってきていない印象があります。佐々木選手自身はどう感じていますか?
「年末の新人王トーナメントの決勝の試合を見ても、以前の方が動きにキレがあったように思います。今までは相手が動いた瞬間に僕が一気に100%の力でバッと動いていたんですが、最近はじわじわ攻めるようになっているんですよ。そこはちょっと変えたいと思っているところです」
■アメリカ人よりもブラジル人ファイターを参考にする理由とは?
ーー総合の試合が増えたことで、寝技の動きがパウンドを意識したものになってきているのでしょうか?
「う〜ん…
佐々木憂流迦インタビュー内容
■2011年はすでに3試合を消化!そこから見えてきた課題と修正点
※以下GBR会員の方のみご覧になれます。
■アメリカ人よりもブラジル人ファイターを参考にする理由とは?
■天狗になるためにチャレンジした練習「相手の背中に飛び乗って…」
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