5月8日(日)神奈川・横浜文化体育館で開催されるリングス『THE OUTSIDER 第16戦』に出場する“濱の赤鬼”本田朝樹。パンクラスP’s LABのプロ選手として活躍する本田だが、約2年ぶりの試合、そして初となるアウトサイダーのリングでの一戦をもって引退。2006年には、伝統あるパンクラスネオブラッドトーナメントで優勝、あの坂口征夫から一本勝ちした男がなぜ!? 本人を直撃した。(2011年5月2日UP)
PROFILE
本田朝樹(ほんだ・あさき)
1978年6月25日、東京都出身
身長171cm・体重80.0kg
2006年7月28日、パンクラスネオブラッドトーナメントで優勝
2007年10月14日、パンクラスで坂口征夫からヒールホールドで一本勝ち
戦績:10戦5勝4敗1分
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■突然の「引退」を告白。その理由
――アウトサイダー出場の動機から教えて下さい。
「オファーがあったからです(笑)。アマチュアの大会にプロの選手が出るのはリスクがあってもメリットはないですけど、リングスのリングに立ってみたかったんです。自分はパンクラスに入って、U-FILE CAMPのリングに上がって、高田道場のキャッチレスリング大会に出て、あとはリングスのリングだけでしたから。
わかりますか? この30歳以上の人にしかわからないこだわり(笑)。U系マニアというか、普通は上がれないじゃないですか。せっかくそういう話があるんだったら、最後なので上がってみたいと思いました」
――最後!? もしかして引退してしまうんですか?
「そうです。次の試合で辞めます。理由は色々とありますけど、ケガもそうですし、練習環境もなかなか仕事で作れないというのが本音ですね。ケガの箇所ですか? 試合前なのにそんなこと言えないですよ(笑)」
――いつぐらいから引退を決めていたんですか?
「年内でと思っていました。もう32歳なのでそろそろかなと。今回が最後と決めたのは……
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