5月8日（日）神奈川・横浜文化体育館で開催されるリングス『THE OUTSIDER 第16戦』に出場するゴッドハンド奥井。18歳までアウトローな人生を送ってきた奥井だが、現在は整体師として大阪府枚方で多忙な日々を送っている。アウトサイダー初出場の奥井を直撃した。（2011年5月2日UP）

■「イケイケの喧嘩好きなやつが集まった」奥井道場を立ち上げ

――アウトサイダー出場を決めた動機を教えて下さい。

「先輩がアウトサイダーに出たいということだったので、じゃあ一緒に練習しましょうということになり、練習していたら『一度でもああいうリングで戦いたいな』と思っていたので自分も出たくなりました。このまま諦めるのは嫌やなと思い、チャンスだと思って応募しました」

――格闘技の経験はありますか？

「自分はド素人だったので、応募する前に一年間は格闘技をしっかりやろうと思い、素人ばかりを集めて奥井道場を作ったんです。道場には、イケイケの喧嘩好きなやつが集まっていて、素人同士で練習しています」

――道場では、どういうことを教えているんですか？

「自分は教えることが出来ないので、スパーリングをやるなどみんなでわかる範囲でやるぐらいです」

――リングス事務局からの事前情報をいただいたのですが、ギャングチームを作っていたとお聞きしたのですが、どういう悪いことをやってきましたか？

「それはノーコメントですね。昔の悪いことはもうええかなと思っています。喧嘩や傷害、色々とよくやっていましたけど、だいぶ昔のことであって、18歳で捕まる前までやっていました」

――今は整体院の先生をやられているんですよね。なぜ整体院をやるようになったんですか？

「きっかけは少年院にいた時に、『このままではイカンな、真っ当な仕事をしよう』と思っていたんです。尊敬している年上の方が整体院を立ち上げていたので、そのお手伝いをしたのがきっかけでした。別にこの仕事に興味はなかったのですが、尊敬しているその人に興味があったので整体院の仕事を手伝っていたら面白くなり、4年前に奥井整体院を開業し……