7月18日(月・祝)東京・ディファ有明で行われる『REBELS.8 & IT’S SHOWTIME JAPAN countdown-1』にて、前RISEスーパーフェザー級王者・板橋寛(スクランブル渋谷)との大物日本人対決に臨む山本。板橋とはスパーリングパートナーとして手の内を知り尽くした仲だと言う。やりにくい相手と戦うベテランの心境やいかに?(2011年7月12日UP)
PROFILE
山本元気(やまもと・げんき)
1977年8月2日、京都府出身
身長166cm 体重61kg
極真空手、新空手を経てキックボクシング入門
2000年1月28日、全日本キックでプロデビュー
“右の殺し屋”のニックネーム通り右パンチで数々の名勝負を生むゲーオ・フェアテックスとの2度にわたる死闘、現役ランカー時代のカノンスックを1RでKOしたのが代表試合
2008年11月8日、K-1ルールで桜井洋平を3RでKO
2009年11月2日、Krushライト級グランプリ第3位入賞
2010年12月30日、戦極でカノンスックと再戦し、判定で敗れる
元全日本フェザー級王者、現WPMF日本スーパーフェザー級1位
戦績:37戦20勝(11KO)12敗5分
DTSジム所属
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■板橋とはやることはないだろうなと思っていたし、嫌だった
ーー試合が近付いてきました。今はどんな心境ですか?
「たくさん練習して試合に向けて頑張っています。いつもと一緒ですね」
ーー対戦相手が板橋選手になりましたが、このカードを聞いた時はどう思いましたか?
「今回は(山口)元気さん(REBELS代表)に任せていたので、最終的に板橋になったからやるしかないって感じでした」
ーー板橋選手とはいつか戦うという予感はありましたか?
「いや、全くなかったです。やることはないだろうなと思っていました。嫌だったし」
ーーそうなんですか?
「はい。もう何回も一緒に練習していますからね。(山本)真弘戦の前にもやっていたし、前の試合(12月30日のカノンスック戦)の時もずっと板橋とスパーリングしていたんですよ。対戦相手がサウスポーの時は、必ず彼とスパーリングをしているので、今回は練習相手を探すのが大変です(笑)。彼も俺とやるのは嫌だと思いますよ」
ーー信頼しているスパーリングパートナーなんですね。
「そうです。ずっと昔から」
ーー最近も一緒に練習していたんですか?
「いや、カノンスック戦が終わってからはやっていません。今回は真弘に頼もうかな」
ーーどれくらいの付き合いなんですか?
「彼がRISEのチャンピオンになる前からスパーリングはしているから、2年以上前になるかな」
ーーラウンド数で言ったらどれくらいスパーリングをやっていますか?
「50R以上は楽勝でやっています」
ーースパーリングをやってみての印象は?
「いい選手なのも知っているし、強いのももちろん知っています」
ーー試合を見ていると、パンチが上手いけれども一発の強さがない印象です。
「それを補うものを…………
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