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 7月23日(土)東京・後楽園ホールで行われる『RISE 80』にて、“アンディ・サワーからの刺客”WFCA世界ムエタイ2階級王者&WFCAムエタイオランダ王者ティティアナ・ヴァン・ポラーナ(シュートボクシングオランダ/チームサワー)と対戦する神村。8月には高橋藍戦も決定し、今最も波に乗っている地上最強の女子高生に近況を聞いてみた。(2011年7月20日UP)

PROFILE
神村エリカ
(かみむら・えりか)
1992年12月30日、東京都出身
身長158cm 試合体重48kg
2007年2月4日、14歳でセミプロデビュー
同年11月4日、女子中学生最強決定トーナメントで陣内まどかに敗れ準優勝
2008年2月11日、15歳でプロデビュー
2009年7月26日、田嶋はるを破り16歳で無敗のままJ-GIRLSミニフライ級王座に就く
同年9月13日、パヤックイン(タイ)を破りWPMF世界女子ミニフライ級王座を奪取
同年12月20日、J-GIRLS World Queen Tournament 2009準決勝で安倍基江に敗れプロ初黒星
2009年度J-GIRLS年間表彰式でMVPを獲得
同年7月25日、安倍と再戦して判定勝ちでJ-GIRLS王座の初防衛に成功
同年9月12日、ノングネーンに判定勝ちでWPMF世界王座の初防衛に成功
同年11月14日、ナムワン・シッヂャンチャイに1RKO勝ちし、WMC世界女子ミニフライ級王座を獲得
2011年4月23日、SBで行われたRENAとのエキシビションマッチでダウンを奪い話題を呼ぶ
同年6月4日、J-Girls World Queen Tournament2008、2009王者シルビア・ラノッテに3RでTKO勝ち
戦績:17勝(7KO)1敗
TARGET所属

■初の総合格闘技系ファイターとの対戦について

ーー試合まであとわずかですが、コンディションの方はいかがですか?

「絶好調です。ちょっと熱中症で頭が痛いくらいで(笑)」

ーーそれで、どこが絶好調なんですか!

「でも、夏は毎年絶好調なんです。タイトルを獲ったのもWMC以外は全部夏なんですよ。一番厳しい試合を経験したのも夏だし、一番試合や練習を楽しめたのも夏なので、夏はかなり好きです」

ーー6月4日に“世界女王”シルビア・ラノッテをTKOに破ってから、さらに練習内容が厳しいものになっていったとか?

「はい。でも、シルビア戦が凄く自信になりました。今回の相手ティティアナ・ヴァン・ポラーナ(写真右)はもちろん強いし、ウェイトも上の人なんですけれど、そんなに怖いとか危ないとかは思っていないです」

ーー相手の試合映像は見ましたか?

「総合格闘技の試合をやっているやつだけ見ました。パンチで相手の鼻を折っていましたね。スタイルはいわゆるオランダスタイル(パンチ&ローで対角線のコンビネーションを使う)で、総合の試合だったのでミドルキックはあまり蹴っていませんでした。パンチでは絶対に負けない自信があります。組み技ではないので、自分のキックボクシングがしっかり出来れば間違いなく勝てると思います」

ーー総合系の選手とやるのは初めてなのでは?

「デビュー2戦目で関友紀子選手と対戦していますが、実質初めてと言ってもいいでしょうね」

ーーK-1などに総合系の選手が出てくると、キックボクサーが苦戦することがよくありますよね。

「トリッキーな動きがあるから苦戦するのかなと思うんですけれど、女子の選手って男子と比べるとトリッキーな選手が多いじゃないですか。基本に捉われない動きをする選手が多いと言うか。それもありますし、前回のシルビア選手のフットワークであったり、今までやってきたタイ人の選手であったり、パンチの強い選手など、いろんなタイプの選手とやっているのでそれが自信につながっています。相手にどんな動きをされても、自分自身の軸を曲げなければ問題はないです」

ーー男子の選手に総合の選手と対戦した時の感想を聞くと、まずリズムが違うのでやりにくい、と。それと距離が遠い、急に飛び込んでくるなどの声が多く、やりにくいと聞きます。

「それも追いかけ方次第かなと思います。そのやりにくい距離にいるってことは、もう相手の距離にいるってことじゃないですか。どんどん自分の距離に詰めていくのが私の戦い方ですし、フットワークを使ってくる選手なら追いかければいいだけです。攻撃が届かないなら届くまで当てていけば、自然と自分の距離やリズムに出来ると思います」

ーー映像を見た感じではどうなんですか?

「パンチはコンパクトで上手い印象がありました。でも、蹴りは全然。ローを1〜2回蹴ったくらいなので印象はありません。足腰はしっかりしていますし、総合やシュートボクシング(以下SB)の選手は身体が強いので、そこは油断しないようにします。首相撲はRISEルールなのでありませんが、組みの攻防もルール内でしっかりやっていきます」

ーー総合をやっているなら組みは強いでしょうね。

「そうでしょうね。それも含めてシルビア選手との試合はいい経験になりました。組み際の攻防であったり、組む直前のヒザ蹴りであったり、シルビア選手は細かい技術が上手かったので、こういうところでも油断してはいけないんだと勉強になりました。今回はそこもしっかりカバー出来ると思っています」

ーー相手はアンディ・サワーのチームの選手ですが、そこは気になりますか?

「今回は私と同門のファビアーノ・サイクロン選手も、サワー選手と一緒に練習している選手が相手ということで、RISEvsSBの図式で燃えています。8月のGirls S-cupでの試合も決まりましたしね(vs高橋藍戦)」

ーーTARGETvsチームサワーの戦いでもありますよ。

「じゃあ、頑張ります(笑)」

ーーyoutubeのRISE ON TVでは、2RのKO予告をしていました。それはなぜですか?

「3分3R延長1Rなら…………


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神村エリカインタビュー内容
初の総合格闘技系ファイターとの対戦について
※以下GBR会員の方のみご覧になれます。
ハイペースで試合をこなしている理由と、高橋藍戦について


 

    

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