9月23日(金・祝)東京・後楽園ホールで行われる「SHOOTOR’S LEGACY 04」では、環太平洋王者として中村K太郎(和術慧舟會東京本部)を迎え撃つ村山。K太郎は修斗で活躍した後、UFCやSRCでキャリアを積んできた国内トップクラスの選手で、村山自身もK太郎をこれまで最強の相手だと分析している。環太平洋王者として初戦で大一番を迎えた村山に意気込みを聞いた(2011年9月16日UP)。
PROFILE
村山暁洋(むらやま・あきひろ)
1980年3月29日、長野県出身
2003年10月25日、DEMOLITTIONでプロデビュー
2004年からは修斗を主戦場にし、ケージフォースにも参戦
2011年2月26日、環太平洋ミドル級チャンピオンシップで王者・佐藤洋一郎とドロー
同年6月11日、再び佐藤とチャンピオンシップで対戦して判定勝利、新王座に就く
身長177cm 体重76kg
第4代修斗環太平洋ミドル級王者
戦績:11勝5敗6分
GUTSMAN・修斗道場所属
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■一日三部練!GUTSMAN・修斗道場で強化練習を敢行
ーー試合まで残り2週間ですが、調整の方はいかがですか?(取材日は9月8日)
「9月の第1週の週末に道場全体で強化練習をやったんですね。それに参加させてもらったのですが、試合に向けて徐々に調子を上げているところです」
ーー強化練習では主にどういったメニューで練習したのですか?
「道場に選手が集まって練習する形だったのですが、朝は走って、昼は打撃、夜は寝技という感じです。自分はすべてフルに参加したわけではないのですが、すごくいい練習が出来ました。9月18日に全日本アマチュア修斗選手権があって、23日が後楽園大会で、10月1日にGUTSMAN興行があって、参加者が試合を控えている選手たちばかりなので、内容の濃い練習が出来たと思います」
ーー今回は環太平洋王者になって初戦となりますが、ベルトを巻いたことで何か変化はありましたか?
「自分を応援してくれている人たちには形を残すことが出来たので、すごく喜んでくれました。また次の試合で中村K太郎選手と試合を組んでもらえたのは僕がチャンピオンになったからだと思うんですね。だからベルトを巻いたことで新たな道が開けて、チャンスが広がったのかなと思います」
ーー対戦相手のK太郎選手は約5年2カ月ぶりの修斗参戦となるわけですが、村山選手はK太郎選手のことを戦う相手として意識していたことはありますか?
「なかったですね。K太郎選手が修斗に出ていた頃、僕はライトヘビー級で、違う階級の選手として見ていました。同じ階級になってからもK太郎選手はSRCで試合をしていて、僕が戦うことになるとは予想もしていなかったです」
ーー改めてK太郎選手を対戦相手として見て、どんなファイターだと分析していますか?
「修斗の理念である…
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