9月25日(日)東京・後楽園ホールにて行われるMA日本キックボクシング連盟『BREAK-17〜Khaos〜交流戦6番勝負』の副将戦で、岩井伸洋(NJKF・OGUNI)と対戦する町田光(橋本道場/MA日本スーパーフェザー級王者)。7月のデンサイアム戦では敗れてしまったが、それまでに驚異の9連勝をマークした。一部で話題のキモいムーブのこと、そして「キック界で革命を起こしたい」というその理由などを聞いてみた。(2011年9月21日UP)
PROFILE
町田 光(まちだ・ひかる)
1987年7月23日、東京都出身
身長170cm
2007年10月21日、布施将人戦でプロデビュー
2009年5月10日、佐藤琉に2RKO負けしてから驚異の9連勝をマーク
2011年5月8日、MA日本スーパーフェザー級王座決定戦でRIOTを2RKOで破り第9代王者に
2011年7月18日、デンサイアム・ルークプラバーツ(タイ)に判定負け
戦績:17戦13勝(4KO)4敗
橋本道場所属
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■岩井を沈めて引退に。その後は……
――試合が近づいてきました。今はどういう心境ですか?
「対戦相手の岩井が3年間も勝っていないんです。なのでこの試合を最後に引退しちゃうんじゃないかと思っているので、素敵な引退試合になるように自分が沈めてやります。安心して引退して下さい。気持ちよくKOします!」
――いきなり挑発ですか。岩井選手としては今回の試合を再起戦として考えていて、めちゃくちゃ気合いが入っているかもしれないですよ。
「そうですかね。向こうは僕に勝てますか? それは無理でしょう。岩井と僕とでは全部違いますよ。スピードは速い選手ですが、自分の方が速いです。岩井を倒したらその後は同じOGUNI-GYMの中須賀(芳徳)も倒そうと思っています。WBCムエタイ日本スーパーフェザー級タイトルを狙いたいので、岩井はもう踏み台ですよ。何で今さら岩井とやらなきゃいけないのかなと思うんですよね。それから自分は早く“狂拳”竹内裕二とやりたいんです」
――王者としての初陣だった7月のデンサイアム・ルークプラバーツ戦では、判定負けでした。あの試合を今振り返ってどうでしたか?
「初めてのタイ人との試合でしたが、本当はあのまま勝って、日本人のトップに行くんだろうなと思っていました。負けてしまいましたが、ただじゃ終わらないです。あの試合によって首相撲に対する意識がだいぶ変わりました。なので、タイ人相手ではまだまだですが、日本人には負けないぐらいのものを持っています」
――今まで首相撲を重視した練習はされていなかったんですか?
「首相撲のことがよくわからないというのもあって…
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