11月12日(土)東京・後楽園ホールで開催される『Krush.13』でフランス三冠王トリスタン・べナードと対戦する久保。今年は悲願のK-1MAX日本トーナメントを成し遂げ、9月にはヨーロッパ王者アンドレ・ブルールからも勝利を収めるなど、飛躍の一年となった。そんな久保が今後の目標として掲げているのが世界との戦い。その試金石となるべナードとの一戦を前に、久保が試合に臨む心境を語った(2011年11月4日UP)
PROFILE
久保優太(くぼ・ゆうた)
1987年10月19日、東京都立川市出身
身長175cm 試合体重63kg
2005年1月22日、ニュージャパンキックボクシング連盟(NJKF)でプロデビュー
2009年11月2日、「Krushライト級グランプリ2009」ではリザーバーながら準優勝
2010年7月5日、「K-1 WORLD MAX 2010 〜-63kg Japan Tournament FINAL〜」では決勝戦で大和哲也に敗れ、優勝を逃す
2011年7月5日、「K-1 WORLD MAX 2011 〜-63kg Japan Tournament FINAL〜」では才賀紀左衛門、野杁正明、卜部功也を下して優勝
同年9月25日、「K-1 WORLD MAX2011」大阪大会でヨーロッパ王者アンドレ・ブルールに判定3-0で勝利を収める
戦績:34戦29勝4敗1分
Fighting Kairos所属
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■アンドレ・ブルールとの一戦で久保が感じたこととは何か?
ーー試合まで2週間を切りましたが、コンディションはいかがですか?
「とてもいい練習が出来ています。前回の試合から挑戦していることがあって、それも少しずつ出来るようになっていますし、そういった自分の課題も次の試合で出せるように、最後の調整を頑張っています」
ーー具体的にはどういったことを重点に置いて練習しているんですか?
「前回の試合と同じで、今回の対戦相手も自分からガンガン前に出てくるタイプなんですね。そういう相手に対してアウトボクシングではない戦い方で対抗できるように練習しています。僕自身、魅せられる試合が出来る選手になるという目標があるので、それを実現できるように練習しています」
ーー前回はドイツ人のヨーロッパ王者アンドレ・ブルールとの対戦でしたが、対戦してみていかがでしたか?
「僕が先にダウンを奪ったんですけど、体の頑丈さが日本人と比べると全然違いましたね。技術的にもすごくて、日本人が相手の場合、一度こっちが試合のペースを握ると、そのまま自分のペースで戦い続けられるんです。でもブルールは1Rにダウンを奪った後…
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