12月11日(日)東京・ディファ有明で開催される『ビッグバン・統一への道 其の七』にて、城戸康裕(谷山ジム)と対戦する松倉。今年は山本優弥を下して日本のトップクラスに仲間入りした松倉が、K-1MAX2008王者・城戸との大一番に挑む心境を語った(2011年12月7日UP)
PROFILE
松倉信太郎(まつくら・しんたろう)
1991年11月12日、アメリカ・フロリダ州マイアミ出身
身長178cm、試合体重70kg
空手・キックボクシングを学び、2008年3月にK-1トライアウトに合格
同年7月20日、MA日本キックボクシング連盟でプロデビュー
2009年8月10日、K-1甲子園70kg日本一決定トーナメントで優勝
2010年3月27日、K-1MAXのオープニングファイトでKO勝利
2011年5月29日、Krush−70kg初代王座決定トーナメント一で山本優弥に判定勝利
同年9月25日、K-1 WORLD MAX 2011 -70kg Japan Tournament FINALに出場
トーナメント1回戦で山本との再戦が組まれるが判定で敗れる
戦績:4勝(2KO)4敗
バンゲリングベイ・スピリット所属 |
■プロデビュー前から見ていた城戸と戦う心境とは?
ーー試合まで10日を切りましたが、コンディションや体調はいかがですか?(取材日は12月2日)
「練習も相当やってきたんで、あとは試合をやるだけだなって感じです」
ーー今回の試合に向けて、どんなことに重点を置いて練習してきましたか?
「9月のK-1MAXの試合(山本優弥に判定負け)もそうだったんですけど、練習はすごく出来ていたんですよ。でもそれが試合には全く出せなくて、それじゃ意味がないんだなってことを痛感しました。だから気持ちの面で前回とは違う、試合を見せなくちゃと思って練習してきました」
ーー山本選手とは4月のKrushで対戦して判定勝利していますが、再戦で判定負けという結果になり、試合内容にも納得していないわけですね。
「はい。Krushの時は優弥選手も打ち合ってくれたんですけど、K-1では完全に勝ちに徹してましたよね。あと僕にとってあの試合が初めてのK-1本戦で、オープニングファイトとは雰囲気が全く違って、ちょっと場の空気に飲まれちゃいましたね。そういうことも含めて優弥選手のキャリアと強さを感じました」
ーー具体的にどこに山本選手の強さを感じました?
「足を止めて打ち合う試合も、距離を取りながら上手く戦う試合も、どっちも出来るところですね。4月の試合では三日月蹴りを何発ももらって、お腹が真っ赤になったんです。それで9月の試合では一発目の三日月蹴りを自分の肘でブロックしたら、それから優弥選手は腹を蹴らずに、左ミドルで腕を蹴ってきたんです。そうやって試合中に技を変えるのは敵ながらすげえなと思いました」
ーーそして今回はK-1MAXのトップファイターとして活躍している城戸選手との試合が組まれました。最初にオファーを受けた時にはどう感じましたか?
「正直な話、K-1MAXを見ていた頃、この選手には勝てないだろうと思っていたのが佐藤(嘉洋)選手と城戸選手でした…
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