12月11日(日)東京・ディファ有明で開催される『Bigbang〜統一への道〜其の七』にて、日本のプロボクシングでも試合をしているシリチャイ・サックパンヤー(タイ)と対戦する谷山。今年は3戦全勝と好調ぶりを発揮しており、このまま2011年を無敗で終わりたいところだ。城戸康裕、駿太に続く谷山ジム第三の男はビッグバンの主役を目指す。(2011年12月7日UP)
PROFILE
谷山俊樹(たにやま・としき)
1988年11月27日、神奈川県出身
身長171cm、体重63kg(試合時)
5歳から空手、中学時代からキックボクシングを始める
国士舘大学時代はキックボクシング部に所属し、
2007年の大学1年生時に全日本学生ライト級王座を獲得
谷山ジムの谷山歳於会長の御曹司として知られる
2008年3月9日、M-1でプロデビュー
2009年8月10日、K-1甲子園でK-1初参戦
2011年8月21日、佐々木郁矢をKOして今年3連勝
MA日本キックボクシング連盟/ビッグバン/谷山ジム所属
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■フィジカルとボクシング技術を鍛えた
ーー今年最後の試合が目前に迫ってきましたが、現在どのような心境ですか?
「8月の試合からちょっと期間が空いてしまったんですが、その間にフィジカルトレーニングを始めて身体つきが変わってきたので、成果がどのように出るのか楽しみですね。この4カ月間、休まずキッチリとトレーニングをしてきたので身体が強くなった自覚があります」
ーーどんなトレーニングをしていたんですか?
「主に体幹を強くするためのトレーニングです。押し負けないようにとか、スピードを落とさずにパンチ力やキック力をアップしたりとか。接骨院の先生なんですが、フィジカルトレーニングの免許を持っている人で、その人からマンツーマンで教えていただいています。それと、ウェンペット(元プロボクシング東洋太平洋スーパーフライ級王者)先生にパンチを教えてもらっているので、ボクシングのテクニックはかなり上達していると思います」
ーーフィジカルに力を入れようと思ったのはなぜですか?
「去年の12月にKrushで尾崎(圭司)選手に負けた時、押し負けたって感覚があったからです。フィジカル的なところで負けたと。K-1ルールはフィジカルとボクシングが重要だと思うので、そこに力を入れてきました」
ーー去年の12月から今年の5月までもだいぶ試合間隔が空きましたよね?
「あれは怪我をしてしまったのと、尾崎戦でTKO負けしたからです。それほどのダメージではなかったんですけれど、1度試合間隔を空けて作り直そうと思い、トレーナーも変えました」
ーーその後は今年3連勝じゃないですか。
「来年K-1があるのなら自分はトーナメントに出られると思っているし、優勝することが目標なのでまだまだ甘いですね」
ーー今はそのための準備段階ですか?
「そうですね。今はまだしゃがんでいる途中です。これからジャンプしないといけないですね」
ーーフィジカルトレーニングもボクシングも手応えは感じているんですね?
「かなり感じています…………
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