3月9日（金）東京・後楽園ホールで開催される『RINGS〜reincarnation再臨〜』に出場する“沼津の一撃空手王”渡辺竜也（MAX GYM）。これまで非凡な打撃センスを武器にアウトサイダーで大活躍、1月のバトルジェネシスでは初代ZSTフライ級王者・田沼良介をわずか39秒で倒すアップセットを起こした。渡辺とは一体何者!?　強さの秘密はどこに隠されているのか。（2012年3月7日UP）

■空手を始めるきっかけはあの漫画!?

――今回リングス再旗揚げ戦の出場メンバーに決定しましたが、今はどういう心境でしょうか。

「一回目の大会に選ばれるということは嬉しいですし、気合いも入ります。出場メンバーに選ばれる自信は全くありませんでした。今回はとんとん拍子で決まった感じです」

――選ばれた理由としては、やはり1月のバトルジェネシスで初代ZSTフライ級王者・田沼良介選手を1RKOしたことが大きかったんでしょうね。

「勝てばリングスに出させてもらえるんじゃないか、というのは頭にありました」

――元々、リングスのファンだったのでしょうか。

「正直言って、リングスといえば前田さんということしか知りません。話によく出るヴォルク・ハンとか全く知らない（苦笑）。元々、僕は格闘技のことに対して疎いんですよ。山本KID選手ぐらいしか知っている選手はいません」

――プロ格闘家にしては珍しいですね（笑）。

「やるのは好きなんですけど、調べ物をするのが面倒くさいんです」

――今は総合格闘技のMAXGYM所属になっていますが、最初は空手をやられていたんですよね。

「そうですね。小学1年生のときに空手を始めました。友達のお兄ちゃんが空手をやっているのを見てかっこいいなと思っていたのと…