修斗伝承 ROAD TO
20th ANNIVERSARY FINAL 20周年記念に向けて 歴代チャンピオンからのお祝いメッセージ 5月10日(日)東京・JCBホール大会にて開催される「修斗伝承 ROAD
TO 20th ANNIVERSARY FINAL」。修斗20周年記念として、歴代チャンピオンたちから修斗へのお祝いメッセージが届いた。修斗の歴史に名を残した王者たちの声を一挙公開!
第2代バンタム級王者 BJ 「20周年おめでとうございます。物事が20年継続すること自体が大変なことだと思いますし、他の総合格闘技の大会でこれだけ長く続いているものがないので、修斗が20周年を迎えたということは本当に凄いことだなと感じています。
もし修斗がなかったら、僕が格闘家として輝くことはなかったと思います。僕が生きている時代に総合格闘技で55kgという階級があるのは修斗だけですし、本当に感謝しています。僕は今、修斗は色々な意味でチャンスにあると思っていて、今回のJCBホール大会のようにもっと興行的に大きくなってもらいたいと思います。自分は歴史ある修斗という競技で世界チャンピオンという責任ある位置にいます。チャンピオンとして重責と責任を持って、これからも修斗と携わっていきたいと思います」
初代フェザー&バンタム級王者 マモル 「20周年おめでとうございます。自分も歴代チャンピオンの一人として、修斗の歴史の中に名を残すことが出来て、本当にうれしく思います。
これからも修斗はずっと続いてくと思いますし、その一つの節目として20周年の記念興行が盛り上がってくれればなと思っています。自分にとって修斗はライフワークのようなもので生活の一部です。
自分はもうあと数年で現役を引退することになると思いますが、そうなってからも後進の指導など色々な形で修斗に携わって行きたいと思います」
第2代フェザー級王者 大石真丈 「20周年おめでとうございます。自分が修斗を始めた頃は、総合格闘技をやろうと思ったら修斗しかなかった時代でした。自分にとっての修斗は練習してきたものを発表する場所でしたね。世界チャンピオンになった時は本当にうれしかったです。自分がチャンピオンになれるなんて思ってませんでしたから。
これからも修斗はどんどん続いていって欲しいし、他の団体に負けずいい選手を輩出していってください。そしてなるべく選手が他の団体に行かないような環境を作って欲しいなと思います。僕はチャンピオンになることが出来て、もし修斗がなくなると『修斗のチャンピオン? 何それ?』となっちゃうんで、頑張ってずっと続いてください(笑)」
第3代フェザー級王者 松根良太 「自分としては大きいことを言える立場ではないのですが、修斗が20周年を迎えるということで、これからも修斗は50年・100年と続いていくものだと思います。その中の20年、まだ初めの段階なんだと感じています。
修斗は日本国内、そして世界的にも広がっている競技だとは思いますが、柔道やボクシングと言った格闘技に比べると、まだ認知されていない部分があります。より一層、修斗が世界的に認知され、競技として確立していくことを願っております。
現在、自分は試合から離れていて指導者という立場ですが、強い選手を育てていきたいと思います。その中で自分の怪我が治り、色々と調整が整えばまた試合の場にも上がりたいと思います。そして将来的には選手の育成を続けながら、自分が修斗の大会やアマチュア大会を開催し、普及の力になれればなと思っています」
第4代フェザー級王者 外薗晶敏 「20周年おめでとうございます。僕にとって修斗は自分の青春をぶつけた場所で、すごく思い入れのあるものです。これからもそういう選手が出来てくれたらいいなと思います。
個人的に印象に残っているのはやはりチャンピオンシップですね。あの時は世界タイトルがかかった試合だったし、大阪代表、チームとチームの対抗戦みたいな試合だったじゃないですか。だから試合前のプレッシャーが凄かったんです。
とりあえず試合に勝った時は嬉しさもあったんですが、安堵感もありましたね。特に指導してい頂いていた吉鷹弘さんに恥をかかすことなく、試合に勝つことが出来たので、それでホッとしました」
第5代フェザー級王者 上田将勝 「修斗20周年おめでとうございます。20周年と聞いて、修斗が20年も続いているということを改めてすごいことだなと感じます。
僕はプロデビューからずっと修斗をやってきました。僕にとって修斗は、今一番僕が頑張れるものです。そして世界チャンピオンとして修斗の歴史に名を残すことが出来たことは、本当に誇りに思っています。これからも変わらず修斗には修斗であり続けて欲しいと思っています」
第6代ライト級王者 田村彰敏 「20周年おめでとうございます。修斗はずっと続いてきたもので、これからもずっと長く続いていくものだと思います。
僕は修斗でデビューしてずっと修斗でキャリアを積んできました。始めから修斗が好きだったんで修斗をやってきました。だから修斗に対しては何と言えばいいんですかね……とにかく僕は修斗が好きだということです(笑)。今、僕は修斗から離れて海外で試合をしていますけど、海外で戦う時もいつも修斗の誇りを持って戦っています」
第7代ライト級王者 門脇英基 「総合格闘技は新しいスポーツという認識があるのですが、修斗20周年という言葉を聞くと、いかに修斗が長い歴史を持っているのかを感じます。
自分にとってはクラスAに上がってからの苦戦の日々が印象に残っています。一戦一戦がどれも厳しい試合でしたからね。その中でもルミナさん、田村選手との試合は自分にとって区切りになった試合でとても思い出深いです。僕は修斗には今の形のままで存在し続けて欲しいと思います」
第5代・第8代ライト級王者 リオン武 「20周年おめでとうございます。僕みたいに10周年で修斗を始めた選手もいると思いますが、また20周年で修斗を始める人がいてくれたらうれしいですね。僕は試合で修斗を伝承しますが、これからも修斗はずっと伝承されていくと思います」
初代ウェルター級王者 渡部優一 「20周年おめでとうございます。斗(闘い)を修めると書いて『修斗』。今は競技名として続いていますが、元々はリング上の闘いだけではなく、生まれて死ぬまでの人生の中のある様々な全ての闘いを修めて人間形成していく、そういうスピリット的な意味を込めて創始者である佐山先生が名付けられたものです。その思想を忘れずにこれからも頑張っていただきたいと思います。今回、佐山先生は会場に行けませんが、修斗の思想が選手の闘い、スタッフの心構えに反映されているかどうかが最も大事なことです。佐山先生がなぜ「修斗」と名付けたのか。その意味をいつまでも忘れずに続けていっていただきたいと思います。それが一番大事なことです」
第2代ウェルター級王者 大原友則 「プロ化20周年記念おめでとうございます。今の若きシューターたちに贈りたい言葉があります。『燕雀安(えんじゃくいず)くんぞ鴻鵠(こうこく)の志を知らんや』『義を見てせざるは勇なきなり』この二つの自分の好きな言葉を贈ります。そして、総合格闘技の創始者である佐山サトル先生の思想を、一人でも多くの選手に受け継いでいただきたいと思っております」
第3代ウェルター級王者 中井祐樹 「プロフェッショナル修斗20周年。私は92年の入門ですから、早いもので17年この世界に身を置いていることになります。色々な事がありすぎて、一言では語る事ができないほどの時間ですが、ただ一つ言える事は『自分は“斗いを修める”には至っていない』ということです。今後も変わらず、底辺拡大とレベルアップを図りつつ、より多くの人間と出会い、共に育っていきたいと考えています」
第4代ウェルター級王者 宇野薫 「僕がチャンピオンになった大会が10周年記念興行だったので、あれから10年も経ったのかと思うとあっという間だったなという気がします。一つのものが10年も続くことだけでもすごいことですが、その中で20年も競技として修斗が続いていることは本当にすごいなと思います。
僕の修斗での試合はどれも印象に残っているのですが、やはり10周年大会でルミナさんとやったタイトルマッチが一番印象に残っています。これからも選手側から見た目線で、何かお手伝いできることがあれば、自分が協力できたらなと思いますし、未来の修斗がよりよいものになってもらいたいと思います」
第5代ウェルター級王者 五味隆典 「20周年記念おめでとうございます。その記念大会に出場する選手として、今の時点で一番良い大会になるように、全員が力を合わせて良い大会になるように頑張りたいです」
第7代ウェルター級王者 ビトー・シャオリン・ヒベイロ 「修斗は世界で最も優れた軽量級の選手を擁していると思います。みんな
打.投.極すべてにおいてすばらしいスキルを持っています。特に今日出場する選手達は完璧な選手ばかりです。修斗、ありがとう。20周年おめでとうございます」
第8代ウェルター級王者 川尻達也 「僕がシャオリンと2度目に闘った時が15周年記念大会だったと思うんですけど、あれからもう5年も経つのかなと思います。
格闘技という厳しい世界の中で20年間もずっと続いているということは本当にすごいことだなと思います。僕は修斗でデビューした時も今も誰よりも強くなりたいと思ってやっています。
これからも修斗には修斗のままであり続けて欲しいと思います。特に僕もそうでしたが、修斗のチャンピオンは他の団体のチャンピオンとは違って特別なものなんだと思ってました。これからも修斗、そして修斗のチャンピオンはそうあって欲しいと思います」
第9代ウェルター級王者 中蔵隆志 「20周年おめでとうございます。20年続けられてきたこと、数々の偉大な選手たちを輩出されてきたこと、そしていま自分がそのチャンピオンでいることを誇りに思っています。これから20年といわず30年、40年、100年と続くように僕らも頑張りますので、ファンの皆さんも応援を宜しくお願いします」
第2代ミドル級王者 石川義将 「20周年おめでとうございます。ここまでに到ったのは協会、コミッション、スタッフの方々の努力の賜物だと思います。ただ忘れてはいけないのは、創始者である佐山先生と、多くの体現者たちがあって今があるということです。20数年前、佐山先生とその弟子たちによる試行錯誤、紆余曲折があって修斗はプロ化されました。そういう人たちがいたから今の修斗があるのです。それを選手だけではなく、指導者の方たちが自覚と恩を忘れずに指導していくことが大切だと思います。先人顕彰する日本人の美徳を忘れないで欲しい」
第3代ミドル級王者 桜田直樹 「佐山聡先生のもと修斗が生まれ、プロの興行として20年間続けてこられたことは、一つの成果として価値のあるものだと感じます。20年の間に、ルールが進化を遂げたり、競技としても時代とともに磨かれていきました。総合格闘技をやるうえでの器は整いました。 これからは器の中に入る中身を作っていかねばなりません。競技、そしてシステムが整うとともに有能なアスリート達が参戦するようになり、レベルも増していく一方でしょう。しかしながら、修斗伝承という側面から見るならば、信念、魂、そして人間力をもった人材を輩出していかねばなりません。それを作るのがジムであり、道場です。佐山先生をはじめ、創世記のシューター達の影響をうけた、現在トップの選手たちもいずれ自分たちの城を持つことでしょう。 経営をする以上、あらゆる手を使い道場を維持していくことも必要でしょうが、妥協することなく、損得ではなく、自分たちがやってきたようにどんな状況においてもブレない人間力、魂を次の世代に伝えていくことこそが、真の意味での修斗伝承とな
るのではないでしょうか。 この20周年にとどまらず、日本発の格闘技として誇れる人材を育成するために、先輩から後輩へと魂を伝承し、修斗にかかわる全ての人たちによって切磋琢磨して新しい道を築き上げていこう」
第4代ミドル級王者 桜井“マッハ”速人 「俺たちは修斗バカ。桜田さんのイズムを引き継ぐ形で俺も修斗バカでやっていた。俺の故郷だとも言えるし、俺の全てだとも言える。チャンスがあればまた出たい。20周年を迎えたことは俺も感無量。
20年と言わず、30年、40年、100年……と永遠に続いて行って欲しい。やっぱり真のMMAは修斗だ。20年も続いたMMAの団体は世界で修斗だけだ。MMAの真髄である修斗、バーリトゥードジャパン・ルール、それを俺はあいってるよ!(愛しているよ)てるよは誰だ?」
第7代ミドル級王者 菊地昭 「20周年と聞くと、もう20年なんだなと感じます。自分が修斗を知ったのは12,3年前ですね。僕にとって修斗は自分が熱中できるもの、僕を熱くしてくれるものでした。
世界チャンピオンは格闘家としての自分にとって一つの区切りで、やはりジェイク・シールズと戦った試合が印象に残っています。僕も少なからず修斗に携わることが出来て、これからも修斗には反映して欲しいと思います。選手のみなさんには健闘ていただき、頑張ってもらいたいと思います」
第8代ミドル級王者 青木真也 「20周年おめでとうございます。今の自分があるのは修斗のおかげだと思っていますし、修斗にはとても感謝しています。僕はDREAMを主戦場にしていますが、これから先の格闘技人生でまた修斗と交わることがあると思っています」
第2代ライトヘビー級王者 エリック・パーソン 「プロ化20周年を心から嬉しく思います。私は初めての外国人選手として日本のプロ修斗のリングに1993年に参戦しました。私は中村頼永先生から修斗の技術と心を学び、特訓を受けてシューターとなり、自分の気持ちとしては決して外敵ではなく、同じシューター仲間として日本へ向かいました。 しかし、最初は外敵として敵視されましたが、対戦後、日本のシューター達は私を仲間として認めてくれ、私生活でも交流できるまでになりました。言葉は殆ど通じませんでしたが、同じ修斗を修練する者同志、心が通じ合えるのに時間は掛かりませんでした。 プロ修斗のリングで第2代ライトヘビー級王者になることができ、5年間防衛して引退しましたが、その経験は私の人生において本当に大切な財産となっています。この素晴しい修斗のお陰で現在の自分があります。この修斗で養った技術と精神で世界のMMA界に貢献していきたいです。センセイ・サトル、センセイ・ヨリ、アリガトウゴザイマス」
第3代ライトヘビー級王者 須田匡昇 「20周年と聞くと、すごいなと思います。それだけ歴史があるということですからね。僕らが修斗を始めた頃はまだメジャーなものではなくて、純粋な競技として新しいものをやっているというイメージがありました。それが徐々にメジャーになっていって、僕はいい時に選手をやることが出来たんだなと思います。ただもっとイベントとして今のDREAMや戦極のような大きなものになって欲しいという気持ちもあります。自分が現役の頃からそうなのですが、もっと修斗がメジャーになって欲しいなと。今、メジャーの一線級で活躍している選手はみんな修斗の選手じゃないですか。だから修斗もイベントとしてもメジャーになりえるものだと思ってますので、修斗がよりメジャーなものになって欲しいと思います」
第4代ライトヘビー級王者 山下志功 「20周年おめでとうございます。20周年と共に自分も選手としてデビュー10年目を迎えることができ、2重の喜びがあります。修斗の歴史の中でその半分の時間を現役でいることができて本当によかったと思います。
この10年は早かったと思いますし、総合格闘技を取り巻く環境も変わりました。その中で修斗は修斗らしくあって欲しいと思います。修斗はただ競技としてだけではなくスポーツや武道としてこれからも残っていくものであり、携わる人たちがそれぞれ幸せを感じるものになって欲しいと思います」
第5代ライトヘビー級王者 シアー・バハドゥルザダ 「修斗は、私の人生においてとても困難な時期に私を救ってくれ、そして喜びを与えてくれた宝です。私が絶望の淵に立たされ、喜びもなんの救いも得られなかった時、唯一修斗だけは希望を与えてくれました。 2001年から修斗の練習をしていますが、いつか自分が輝けるチャンスを得られる日を夢見て練習に励んでいました。格闘キャリアのほとんどを怪我で費やしてますが、それでも修斗が大好きだから諦めることなく、怪我が治るまで待てずに練習していました。
2007年に初めて日本で試合をするチャンスを得ました。それはとんでもないチャンスで、2007年7月15日以降私の人生は変わりました。そうです、その日は私が修斗ライトヘビー級チャンピオンになった日です。 私は戦争の中に生まれ育った子供です。そんな経験はとても暗い気持ちにさせますが、修斗はそんな感情を払拭してくれました。私に正しい考え方をさせ、私を奮い立たせてくれ、私は生きているんだという実感を与えてくれました。修斗がなかったら私自身どこへ向かっていたかわかりません。 修斗チャンピオンであることをとても誇りに思います。仮にUFCやストライクフォース、DREAM、戦極、修斗などのMMA組織の中からチャンピオンシップを選ばなければならないとしたら、私は間違いなく修斗を選びます。それは私の修斗に対する忠誠だけでなく、修斗はすべてのMMA組織の父だからです。営利目的の組織は長くは続かない、けど修斗は生き残り世界の終わりまで導いていくことでしょう。修斗こそが本物です。 修斗、そして修斗に携わる皆さん、ありがとう。 LET'S
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