7月10、11日(現地時間)の二日間にわたって開催される打撃格闘技大会『ミャンマー・ラウェイ』の“ミャンマーVS日本・4対4対抗戦”に、全日本キックが選手を派遣する事が正式決定した。
『ミャンマー・ラウェイ』とは、拳にバンテージのみを巻いた素手に近い状態で、パンチ、キック、ヒザ、ヒジに加え頭突きと投げが認められる、約1000年の歴史を誇るミャンマーの伝統的な立ち技格闘技のこと。これまで日本では、ビルマ拳法や素手のムエタイという意味でのムエ・カッチューアなどの名称で知られていたが、正式な競技名は「ラ(手、拳の意味)ウェイ(闘い)」である。
今回、全日本キックボクシング連盟は藤原ジムの藤原敏男会長を「選手団・団長」に迎え、格闘結社田中塾(田中健一代表)より2選手、和術慧舟會総本部(西良典代表)より2選手の、計4選手が参戦する。
格闘結社田中塾からは、田村彰敏(67s)、新見吉太郎(75s)が出場。
なお、今大会は国際親善の意義も込めた“国家イベント”として位置づけられており、ミャンマー・ラウェイ1000年の歴史の中で初めての日本人選手参戦ということで、現地では大きなニュースとして話題を集めている。
※詳細は6月28日(月)にアップ!
※1993年に大道塾(当時)の市原海樹が挑戦したミャンマー・ラウェイはお祭りの一環として行われた大会で、国家公認の大会ではなかった。
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