7月2日(金)、東京・ディファ有明にて『DEEP 15th IMPACT』出場選手の公開計量およびルールミーティングが行われた。
今大会の目玉でもあるウェルター級トーナメントの選手は全員順調に計量をパスし、コンディションは万全のようだ。明日の一回戦は抽選によって試合順と対戦相手を選択できるシステムを採用。誰がどの選手を選ぶか?また第何試合を選ぶか?など興味は尽きない。
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▲トーナメント出場選手 左からアライ、長岡、星野、池本、中尾、青木、中村、小野瀬 |
DEEP初参戦となり、トーナメントの優勝候補にも挙げられている中尾受太郎(フリー)は「コンディションはいつも通り。普段やってることをやるだけです。プレッシャーは全然ないです」と全くの平常心。対戦相手の研究ができない状態だったものの「実は全選手のビデオは見てません(笑)。こういう形式も面白いじゃないんですか」と問題視はしてないようだ。 「緊張というよりもむしろ試合が楽しみ。こういう気持ちは久しぶり」と話す中尾は、フリーになった以上、戦うリングにはこだわていきたいという。中量級・日本人ファイターとなればこの先『PRIDE武士道』という舞台も見えてくる。それを実現させるためにも、今回のトーナメント制覇、そしてベルト奪取は必要不可欠になるだろう。
<質疑応答>
――試合が明日に迫りましたが、コンディションの方はどうでしょうか?
中尾 いつも通りです。緊張もなく。逆に新しい舞台なんで新鮮な気持ちですね。
――楽しみですか?
中尾 そうです。
――DEEPを見に来たお客さんには何を見せたいですか?
中尾 一本かKOで勝ちたいですね。
――今回、対戦相手や試合順を選べるシステムになりましたが
中尾 いい番号を引ければメインでもやってみたいですけど、やっぱり対戦相手で選びます。勝ち進まないと意味ないんで。
――判定基準について質問していましたが気になりますか?
中尾 まあ修斗の頃も判定は考えてなかったですし、実際に勝った試合は全部一本かKOだったんで、どんな基準か確認しただけですね。
――対戦相手を想定することが難しかったと思うんですが
中尾 全然、想定はしてないです。いつも通り自分の練習をしているだけです。対戦相手のビデオを全員分見てないんですよ(笑)。
――三角絞めは狙いますか?
中尾 まあ一本取れれば何でもいいです(笑)。
――中尾選手を優勝候補に挙げるファンも多いですが、プレッシャーは感じてませんか?
中尾 そうですね。プレッシャーよりも楽しみです。こういう形式も面白そうですし。
――DEEPに参戦することになって戦ってみたい相手はいますか?
中尾 相手というよりも戦う場所ですね。大分、マンネリ化していたんで気分を変えたかったんですよ。練習自体はそこまで変わらないんですけど、気分的には良かったですね。
――前の会見では「とりあえずベルトが欲しい」ということでしたが
中尾 フリーになったんで肩書きがあった方がやりやすいし、自分を売り込みやすいですからね。
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