8月6日(金)東京・六本木で女子修斗イベント「G-SHOOTO JAPAN」の旗揚げ記者会見が行われた。
「G-SHOOTO JAPAN」はインターナショナル修斗コミッションおよび日本修斗協会管轄のもとに行われる女子競技大会で、有限会社 間(けん)が運営会社となる。
この大会は統括プロデューサー木村浩一郎氏が女子の格闘技イベントを開催したいという話を日本修斗協会事務局長の若林太郎氏に持ちかけたところ、若林氏の方から「女子修斗のルール・システムでやるであれば是非」ということで合意に至った。若林氏は「形式としては女子修斗の大会を開催する新しいプロモーターが一つ誕生したという感じです」と説明した。
日本修斗協会の管轄下で行われるため、試合はもちろんすべて修斗公式戦となり、ルールも女子修斗ルールが適応され、プロのライセンスに関しても男子同様の基準で発行される。しかし現段階ではプロライセンスを持っている、つまりパウンド有りのルールで戦うことが出来るクラスB以上の選手は皆無。現段階ではプロ興行を行うことができない。そこで新たに設けられたのが、クラスBとクラスC(アマチュア)の間に位置するクラスC+である。
通常クラスCはヘッドギア・レガースの着用が義務付けられているが、クラスC+ではアブスメントガード(男子におけるファウルカップ)の着用のみで、試合用具ではクラスBと全く同じ。判定方法に関してもクラスBと同じ基準で行われ、セミプロといった位置づけとなる。このクラスは「G-SHOOTO JAPAN」のみでのクラス設定であり、当分はクラスC+の試合が大会の中心となっていく予定だ。
一方、興行の演出面に関しては選手のコスチュームや衣装を担当する提供するスタイルプロデューサーやヘアメイクを担当するビジュアルプロデューサーが個別に存在し、メディアコーディネーターが「G-SHOOTO JAPAN」のメディア戦略を担当する。
大会の統括プロデューサーでもある木村浩一郎氏は「競技という意味では『修斗』の名に恥じない100%しっかりしたものを提供しながら、演出面でもこれまでの女子格闘技イベントにない新しいものを打ち出していきたい。競技が主ではあるけれど、女性ならではの美しさが目立つような演出をしていきたい」と意気込みを語った。
旗揚げ戦は11月下旬を予定。対戦カードについてはクラスBを含む7,8試合を予定。詳細は決定次第、随時発表していくとのこと。
|