9月25日(土・現地時間)タイ・バンコクのルンピニースタジアムで開催される『スッグ・ペッティンディー』(ビッグマッチ)に、WPKC世界ムエタイ・スーパーウェルター級&WKA世界ムエタイ・ウェルター級王者の佐藤嘉洋(名古屋JKファクトリー)の出場が決定した。
佐藤は過去に現役ムエタイ王者や現役ランカーを撃破した実績が評価され、今回もルンピニーのウェルター級王者か現役ランカーとの対戦がマッチメイクされる予定。チャンピオンとの対戦が実現すれば、本場タイの王座取りに期待がかかる。
8・22後楽園大会のリング上から挨拶した佐藤は、「4月にタイで負けて(チャンプアック戦=KO負け)、忘れ物をした。でも、忘れ物が価値をぶら下げて帰ってくる予定です。今回はウェルター級に落としてやるので、それなりの試合になるはずです。忘れ物を取り戻して、凱旋するつもりです」と、この日集まった1,857人(超満員=主催者発表)の前で勝利を誓った。
また、同大会には7・24後楽園大会に出場した選手の中から、もう一名日本人選手が出場する予定。
9月10日(金・現地時間)には全日本ウェルター級2位の金沢久幸(TEAM-1)も、アメリカで遠征試合を行う。ネバダ州ラスベガスのプラザホテルで開催される『WORLD
CHAMPIONSHIP MUAY THAI』に出場し、かつてはルンピニーで二階級王座に就いたジョンサナン・フェアテックスと対戦。ジョンサナンはルンピニーでライト&フェザー級王座に就いた古豪で、現在はアメリカに活動の場を移し、現在はISKA世界ウェルター級王座に就いている。過去のビッグネームとはいえ、最近でもムラッド・サリを撃破しており、その実力はいまだ健在である。
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