10月12日(火)東京・後楽園ホールで行われるPANCRASE「PANCRASE 2004 BRAVE TOUR」出場選手の公開計量が行われた。全選手共に問題なく計量をパスし、明日の試合に向けてコンディションはいいようだ。
以下その詳細と選手のコメント。
●石川英司
「まずはこうやってメインイベントを用意してくださって感謝してます。(ミドル級転向後、無敗記録が続いてますが)まだまだですよ。結局、竹内戦とかネイサン戦とか肝心な試合で勝ってないですから。まだ実力が足りないです。一度GRABAKAの練習を見にきたら分かります。(岡見選手はかなり以前から石川選手との対戦を希望していたようです)弱いと思われていたんでしょう(笑)わざわざ自分から強いヤツの相手の名前は出さないし。でもまだまだですけど自分もGRABAKAの看板は背負ってますから。パウンド対決とか言われますけど、技術的には向こうの方が上でしょう。それにこだわっているわけじゃないですし、僕がやることは限られているんで。ただ上になったときは思いっきりぶん殴りますよ。」
●岡見勇信
「石川選手はずっと戦いたかった相手ですね。テイクダウンしてパウンドってイメージがありますけどその印象にとらわれずにやろうと思います。パウンド対決というのはお客さんも見たいところでしょうけど、変に意識はしません。僕と石川選手の試合だったら普通に盛り上がると思いますし、その中でパウンドも楽しみにしてもらえればなと。(岡見選手も国内無敗ですが)そうですね…全部無敗なら意識はしますけどね。海外で試合をしたことで精神的にも大きくなりましたし、世界のトップの実力も感じる事が出来ました。なのでヴィタレと戦った後で石川選手とやることはすごく大きいです。ベルトは勝っていけばやることになると思います。それに勝てば発言権も出てくるんで、いい勝ち方をしたいですね。僕の中では大きな試合ですよ。勝つと負けるとじゃこれからも大きくと変わってくると思います。色々なことを考えてやってますよ。ただ石川選手との試合は単純に楽しみなんで早く試合をしたいです。ワクワクしてます。」
●大石幸史
「(長谷川選手の印象は)特にないです。腕十字Tシャツとか着てるし、ismの先輩も腕十字でやられているんで、グラウンド選手だとは思います。僕は基本的に自分自身のことしか気を付けてないんですけど、あえて相手のことで気を付けるなら腕十字かな、と。まあ試合展開はその時の流れに任せます。(ウェルター級ではランキング1位の座を守り続けていますが)あんまり気にしてないんですよ。僕はデビューしてからずっと自分自身のレベルアップをモチベーションにやってきてますから。具体的にベルトが欲しいとかそういうこだわりはないです。その時点でやるべきことをやっていて一番強い人間がベルトを巻くんじゃないですか?ベルトに興味はないですけど、こういう考えを持って試合してれば自ずとベルトは近づくでしょう。(ランキング的にはシムズ、北岡選手が上位ランカーですが)もし僕が次の試合に勝って1位のままだったらそうなるでしょうね。社長が『パンクラスを競技にしたい』と言ってますけど、本当にそう思っているんだったらランキングに沿って試合を組まないとおかしいでしょう」
●長谷川秀彦
「(かなり体が絞れてますが)まあ普通のウェルター級の体になりました。でもおいしく食べて楽しく減量しましたよ。練習量は元々多いので、それを増やすのは無理なんで、食事制限でここまで絞りました。明日、打ち上げやってそれくらい体重が戻るか分からないですけど、これからはウェルターかなと。いきなりランキング1位の大石選手と戦えるのは光栄です。相手が何をやるかよりも自分がやるべきことをやるだけです。僕がウェルター級のベルトを獲って、竹内さんがミドル級のベルトを獲って、SKアブソリュートで2階級制覇したいです」
●伊藤崇文
「(門馬選手は)寝技の選手だなと。最近、打撃を覚えてきたという感じで。やらしいというか僕にとってはやりにくいタイプです。ただそれで結果を残してないんで、実際試合になって組んでみたらどうなるのかなと思ってます。ウェルター級になって背が高くてリーチがある選手は初めてですけど、気にならないです。今回もKOで勝ちたいですね。詳しいことは言えないですけど、でっかい技じゃなくて細かい部分のコンビネーションとか今新しいスタイルを考えてやってるんですよ。和田選手と試合して腕を骨折していた時に昔のビデオを見て、研究しました。だから今はランキングとかベルトは関係ないですね。理想のスタイルを完成させたいという感じで」
●門馬秀貴
「(伊藤選手は)動きのある選手で打撃が素晴らしいですね。自分の打撃が通用するかどうか楽しみです。ただ打撃にこだわらずに打撃なら打撃で寝技なら寝技で勝負しようと思います。それだけのことは練習してきましたから。2002年にネオブラッドで優勝してからランキングに入ってないって言うと『えっ』って言われるんですよ。ベルトを口にするような立場じゃないんですけど、ランキング入りにはこだわってます」
「PANCRASE 2004 BRAVE TOUR」
2004年10月12日(火)東京・後楽園ホール
開場17:30 開始18:30
<全対戦カード>
▼メインイベント ミドル級5分3R
石川英司(パンクラスGRABAKA) 81.9kg
VS
岡見勇信(和術慧舟會東京本部) 81.7kg
▼セミファイナル ウェルター級5分3R
大石幸史(パンクラスism)74.4kg
VS
長谷川秀彦(SKアブソリュート) 74.9kg
▼第6試合 ウェルター級5分3R
伊藤崇文(パンクラスism)74.2kg
VS
門馬秀貴(A-3) 74.8kg
▼第5試合 ミドル級5分3R
キム・スン・ヒー(ネオファイト)78.4kg
VS
渋谷修身(パンクラスism) 81.2kg
▼第4試合 ミドル級5分2R
佐藤光留(パンクラスism)81.9kg
VS
佐々木恭介(U-FILE CAMP.com)78.9kg
▼第3試合 キャッチレスリングルール ライト級5分2R
矢野卓見(烏合会)
VS
宮田卓郎(名古屋ブラジリアン柔術クラブ)
▼第2試合 ライト級5分2R
NUKINPO!(P'sLAB東京)68.3kg
VS
井上和浩(インプレス)68.8kg
▼第1試合 フェザー級5分2R
志田幹(P'sLAB東京)63.4kg
VS
出見世雅之(和術慧舟會GODS) 63.5kg
<チケット料金>
SS席12,000円 A席9,000円 B席6,500円
C席5,000円 D席4,000円 立見 3,500円
<発売中>
チケットぴあ / ローソンチケット / e+(イープラス)
<お問い合わせ>
パンクラス 03-5792-0815 |