11月28日(日)東京・ヴェルファーレで行われる『FUTURE FIGHTER IKUSA6〜宙(SORA)〜GANGSTAR☆Z@Velfarre』の全対戦カードが決定した。
2000年以来の復帰戦となる山口元気(クロスポイント吉祥寺)の対戦相手はタイで修行を積む日本人ファイターティージクン・ヨシダ(チームマイペイライ)に決まった。山口元気の対戦相手一般公募を見てタイから応募してきたというヨシダ。渡航費は自分が出すというほどこの試合にかける思いは強い。体重も60kgほどあり、IKUSAは前日計量のため、試合当日は3kgほど体格のアドバンテージがあるといえるだろう。
再起をかけるIKUSAのエースHAYATO(FUTURE_TRIBE)はカナダのキックボクサー・ジョバン・ストジャフスキー(カナダ)と対戦する。182cmと超長の相手をHAYATOはどう攻略するのか。噂される海外プロモーターからのオファーやK-1MAX出場のためにも負けられない一戦となる。
この試合で引退を発表した”奇跡の肘”加藤督朗(山木ジム)は当初、宍戸大樹(シーザージム)との対戦が内定していたものの、シュートボクシングのスケジュールの都合上、イギリスのキエラン・ケドル(イギリス)と対戦する事となった。同じく肘を得意とするキエランとの肘合戦を制して、加藤は引退試合に花を添える事は出来るか?小澤プロデューサーによる各試合の見所・テーマは以下の通り。
FUTURE FIGHTER IKUSA6〜宙(SORA)〜GANGSTAR☆Z@Velfarre」
アクアプラネット/IKUSA事務局
2004年11月28日(日)東京・六本木ベルファーレ
開場17:15 開始18:00
<全対戦カード>
▼IKUSA その壱 打撃GUルール 3分3R延長なし 65s
尾崎圭司(チームドラゴン)
VS
TAISHO(バルボーザジャパン)
テーマ "IKUSA meets DEEP"
「テコンドーベースの尾崎選手と柔術ベースのTAISHO君。今回はどの試合もメイン級なのですが、その中でも一発目の火付け役としてこの試合を選びました。導火線に火を付ける火花散る激戦を期待したいです。」
▼IKUSA その弐 打撃GU特別ルール 3分3R肘有 57kg契約
山口元気(クロスポイント吉祥寺)
VS
ティージクン・ヨシダ(チーム・マイペイライ)
テーマ "狼煙"
「今回、最後まで難航したのが山口選手の相手でした。一般公募したのですが、若手の選手で肘有りに対応できる選手が少なく、IKUSAとしてもそういう選手に無理に危険なことをやらせるわけにもいきません。GCMさんの漆谷康宏選手が名乗りを挙げてくれたのですが、スケジュール上都合が合いませんでした。是非、このカードは来年以降にやりたいと思っています。結果的に40数名の中から選んだのがヨシダ選手です。ヨシダ選手はタイに渡って練習していてタイの方からメールをいただきました。試合の映像を見たのですが、荒削りながら面白い選手だと感じました。通常体重も3kgほど重いので山口選手にとってはハンデとなるでしょう。決してイージーファイトではなく落とし穴になる可能性もあると思います。」
▼IKUSA 其の参打撃GIルール 3分3R最大延長2R 62kg契約
増田博正(スクランブル渋谷)
VS
三原日出男(シーザージム)
タイトル "再沸騰点"
「増田選手はIKUSAのイケメンというコンセプトにも合っている選手で早い段階からブッキングしていました。彼は全日本とJ-NETでベルトを巻いた人間ですし、個人的にはシュートボクシングに出てもいいんじゃないかと思っていました。そこでシーザー会長に相談したところ『三原をキックルールでやらせるよ。ただし分かっているな』と言われました(笑)。シュートボクシングさんの方では他に松浦選手、及川選手、歌川選手と面白い選手はたくさんいます。この試合によって増田選手とシュートボクシングでストーリーが描ければいいな、と。もちろん三原選手もこれに勝てば来年のIKUSA GPに出る資格は出てくるでしょう」
▼IKUSA その四打撃GIルール 3分3R最大延長2R 58kg契約
TURBO(FUTURE_TRIBEverOJ)
VS
駿太(谷山)
テーマ "共食い"
「今回、フリーになってIKUSAのスピードマスターとして参戦するTURBO選手ですが、駿太はIKUSAの申し子というべき選手です。過去の戦績ではTURBO選手が有利ですが5mのリングになれているのは駿太の方です。で戦うTURBO選手が3Rの間にローを効かせることができるか?これはIKUSA VS IKUSA の試合になります。個人的には駿太には結果よりも周りをあっと言わせるような試合をしてほしいと思います」
▼IKUSA その伍 打撃GT 3分3R最大延長2R 70kg契約
HAYATO(FUTURE_TRIBE)
VS
ジョバン・ストジャノフスキー(カナダ)
テーマ "挑戦への挑戦"
「7月の試合でしてはいけないことをしてしまったHAYATOですが、ラジャで勝って今年の戦績を2勝3敗まで持って来ました。当初、村浜選手との対戦を考えていたんですが、村浜選手の肩の怪我で断念せざるをえませんでした。その後、メルチョ・メノーやダニー・スティール、BJペンのジムの選手など、色々考えていたんですが、海外のプロモーターからビッグオファーがあり、それに向けてのハードルとして今回のストジャノフスキー戦が決まりました。180cmと長身の選手で情報もありません。HAYATOにとってはやりにくい相手だと思います。しかしこれに勝てばそのビッグオファーと共にK-1MAXも見えてくるでしょう」
▼IKUSA ダブルメイン 1st 打撃S特別ルール 3分5R 肘有り 65kg契約
加藤督朗(山木ジム)
VS
キエラン・ケドル(イギリス)
テーマ "PHOENIXの再会"
「すごく対戦相手に悩みました。当初は宍戸大樹選手ということでシュートボクシングさんの方から内内定をもらっていたのですが、S-cupの活躍を受けて今週の興行に出場が決まり、流れてしまいました。スカボロスキーやガオランと戦っている加藤選手なんで、肘が上手いケドル選手を相手に選びました。ケドルはWKAやWAKOのタイトルも持っている選手で現在はタイに住んで練習しています。HAYATOと同じく元PHOENIXとしてメインにつなげるいい試合をしてほしいと思います」
▼IKUSA メインイベント 2nd IKUSA−U70タイトルマッチ初代 <戦王> 決定戦打撃Sルール 3分5R契約体重70kg
新田明臣(バンゲリングベイ)
VS
DAVID(真樹沖縄)
テーマ "パンドラの箱"
「早い段階から発表していたカードですが、2人共K-1MAXに出るに当たってボーダーラインにいます。K-1MAXへの登竜門として機能するIKUSAとして初めてタイトルを作る事になりました。僕はイベントである以上、ベルトやランキングには興味がなかったのですが、そんなこだわりを捨ててベルトを作る事に決めました。しかしこれはリスクのあることで、このベルトを獲ったからといってMAXに出場できる分けでもありません。ベルトを獲るためにしょっぱい試合になるようなことがあればベルトを作った意味がない。そういったリスクのある試合という意味で"パンドラの箱"というテーマをつけまた」
<チケット料金>
SRS席20,000円 RS席12,000円
ゴールドVIP席9,000円
シルバーVIP席7,000円
一般4,800円 ※当日券は一律1,000円増し
<チケット販売所>※9月19日より発売
IKUSA公式サイト http://www.ikusa.net
イープラス http://eee.eplus.co.jp/
チケットぴあ http://t.pia.co.jp/
チケットぴあPコード予約=03−5237−9999(Pコード:P805−982)
チケットぴあ=0570−02−9999
<お問い合わせ>
IKUSA事務局=03−5213−7331
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