2005年1月23日(日)東京・ZeppTOKYOで開催される『ZST-GP2』のベルト披露記者会見&トーナメント出場選手記者会見が行われた。
『ZST-GP2』のベルトは、『K-1 WORLD GRAND PRIX』『K-1 WORLD MAX』等でもデザインを手掛けているデザイナー・渡辺豊氏(株式会社ロクスリー代表)が製作。銀色の中に赤のラインが入ったデザインとなっている。
会見には所英男(STAND)、宮川博孝(チーム・アライアンス)の両選手も出席。一回戦でレミギウス・モリカビュチス(リトアニア)と対戦する宮川は「この4人の中では自分が一番実績・経験ないんで、ファンの方も見ている方も、僕の優勝する確率が低いと思っているでしょう。いい意味で期待を裏切ることが出来るように頑張りたい」と下克上宣言。大石真丈(K'zFACTORY)と3度目の対戦が決定した所は「『GP-2』が始まる前から、65kg以下のトーナメントをやるんであれば、自分が優勝する事しか考えていませんでした」と語った。なお会見を欠席したレミギウス&大石の試合に向けてのコメントも発表された。各選手のコメント&記者との質疑応答は以下の通り。
●所英男
「『GP-2』が始まる前から、65kg以下のトーナメントをやるんであれば、自分が優勝する事しか考えていませんでした。2試合続けて1本と取って勝ちます」
●宮川博孝
「この4人の中では僕が一番実績・経験ないんで、ファンの方や見ている方は、僕の優勝する確率が低いと思っていると思います。いい意味で期待を裏切ることが出来るように頑張りたいです。レミギウスを倒して、隣にいる所選手と決勝で戦いたいと思っています。高阪(剛)さんがパンクラスのベルトを獲ったので、僕がこのベルトを獲って、アライアンスに2本目のベルトを持ち帰りたいと思っています」
●レミギウス・モリカビュチス
「いつも応援ありがとう。この素晴らしい4人のファイターと『GP=2』で戦えることはうれしい。この『ZST』のリングでベルトを獲ることが自分の目標。来年は『GP-2』のベルトを巻いて、王者としてこのリングで戦っていきたい。宮川との試合は1分以内で終わると思う」
●大石真丈
「この会見を欠席して申し訳ないと思います。所選手と再戦出来てうれしいです。この一年間『ZST』に拠点を置いて活動し、このルールで雪辱したいと思っています。決勝でレミギウスとは戦いたくないですね」
●質疑応答
――対戦相手の印象は?
所 過去に2度対戦しているんで、大石さんが強い選手だということは分かっています。見る側としては飽きたという印象があるかもしれないですけど、試合内容でそれを打破したいと思います。
宮川 気が強い選手だと思います。ガンガン来るんで、(僕が)負ける時は何も出来ずに終わるでしょう。僕も1分…2分以内で(笑)、キッチリ倒したいと思います。僕的にも打撃でいきたいです。
――大石選手とは3度目の対戦ですが、やりにくいですか?それともやりやすいですか?
所 やりにくいですね。
――大石選手は最初の対戦から、どの辺りが変化していると思いますか?
所 見た感じはそんなに変わってはないと思うんですけど、ルールに慣れてきている部分があると思います。
――レミギウスとの対戦は一度流れていますが、戦いたいという気持ちがあったんですか?
宮川 ずっとやりたいと思っていました。僕が出遅れてしまったんですけど、ジェネシスバウトに出ている頃からやりたかったです。ただ今思えば、(対戦が流れて)2試合経験を積めた方が良かったと思います。
――このベルトは『GP-2』のベルトという位置づけなんでしょうか?
上原広報 今後このベルトを賭けて、防衛戦をやるかどうかは分かりません。ただしチャンピオンとして位置づけはしたいと思っています。
――3度目の所×大石戦を組む経緯は何だったんですか?
上原広報 勝村選手が開幕戦で所選手に敗れて、同門の大石選手から所選手と戦いたいという希望がありました。大石選手も『ZST』で戦ってきて、自信が付いてきていると思います。宮川選手もレミギウス戦が一度流れています。レミギウス×大石など見たい組み合わせはあったんですが、両者の思いを組んで、このカードになりました。
――大石選手が対戦を希望したということについてどう思いますか?
所 今初めて聞きました。受けて立つというよりも、挑戦者の気持ちで戦います。
――宮川選手はレミギウスを希望したんですか?
宮川 自分は一番やりたいと思っていました。僕は細かい技術じゃなくて、打撃も寝技も一発を狙う選手です。レミギウスも一発は強いんで、自分の力を試したいです。
――今回の試合に向けて高阪選手からは何かアドバイスはありましたか?
宮川 高阪さんは技術が長けているというイメージがありますけど、「気持ちが大事だ」とアドバイスされますし、吉田(秀彦)さんにも「最後は気持ちの勝負になる。攻め続けろ」と言われます。なので自分も試合の時には絶対に引かないつもりで戦いますし、攻める気持ちを忘れずにいたいです。
ZST事務局『ZST-GP2 オープニングステージ」
2004年1月23日(日)東京・Zepp Tokyo
開場16:00 開始17:30
(ジェネシスバウト開始16:10)
<対戦カード>
▼ZST-GPフェザー級トーナメント準決勝
所 英男(STAND)
VS
大石真丈(SHOOTO GYM K'z FACTORY)
▼ZST-GPフェザー級トーナメント準決勝
レミギウス・モリカビュチス(リトアニア)
VS
宮川博孝(チーム・アライアンス)
▼ライト級シングルマッチ
小谷直之(ロデオスタイル)
VS
ダリウス・スクリアウディス(リトアニア)
<チケット料金>
VIP席(最前列/1ドリンク付き)17,000円
SRS席9,000円
S席7,000円
A席5,000円
※当日券は一律1,000円増し
<チケット発売所>
チケットぴあ/
ZSTオンラインチケット
チケットぴあ=03-5237-9999
後楽園ホール=03-5800-9999
書泉ブックマート=03-3294-0011
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