2005年1月14日(金)GCMコミュニケーション『D.O.G(ディー・オー・ジー)-demolittion
of octagon gear-』の記者会見が行われた。
旗揚げから2年3ヶ月、atomを加えると30回を数えた『DEMOLITTION』の新機軸として立ち上げられたのが『D.O.G』。"メジャーへの登竜門"として活動を続けてきた『DEMOLITTION』のスケールアップに位置づけられ、出場選手のレベル、会場規模もワンランク上を目指す。事実、旗揚げ大会の参戦選手はパンクラス、修斗でランキングに名を連ねているメンバー。2000人弱は集客が可能なディファ有明が会場となる。
そして『D.O.G』で最も特徴的なのは、リングではなくオクタゴンを使用すること。オクタゴンの製作は潟Cサミが担当。中国で製作され、直径7m、重量6tというしっかりとした作りで、かつて日本で行われた『UFC-J』のそれと比較しても、決して見劣りしない。日本では格闘技の試合と言えば、リングが当たり前であるが、アメリカやロシアなど諸外国では、オクタゴンの方がスタンダードとされている。実際に海外で試合をする選手が、現場について初めてオクタゴンで戦うことを知るケースもあるという。オクタゴンの使用によって「世界基準に通用するようなイベントにしたい」というコンセプトは、海外にも積極的に選手を派遣しているWKネットワークならではのものだ。
ルールに関しては基本的に通常の『DEMOLITTION』ルールが採用されるが、ダウンカウントは廃止。ラウンド数、顔面への踏み付け、グラウンドにおける肘打ち、道着の着用など、試合によってはルールに若干の変更点があることも明らかにされた。
もちろん膠着時にレフェリーに宣告される「アトラクト・ユア・オーディエンス」は『D.O.G』でも適応。ルールディレクターを務める磯野元氏は「もともと逃げ切りを許さないために設定したルール。金網の中で戦うことで、いい意味で選手にプレッシャーを与える事になると思う」と語った。
旗揚げ戦を含めて2005年は3大会を予定。近日中にもオクタゴンお披露目&公開スパーリングを兼ねた記者会見が行われる。
「D.O.G-demolittion
of octagon gear-」
GCMコミュニケーション
2005年3月12日(土)東京・ディファ有明
開場16:00 開始17:00
<決定対戦カード>
戸井田カツヤ(和術慧舟會トイカツ道場)
VS
山本篤(KILLER BEE)
大沢ケンジ(和術慧舟會A-3)
VS
志田幹(P'sLAB東京)
<出場予定選手>
光岡映二(和術慧舟會RJW)
岡見勇信(和術慧舟會東京本部)
門馬秀貴(和術慧舟會A-3)
飯田崇人(和術慧舟會A-3)
<チケット料金>
1月22日(土)より一斉発売
全席指定 SRS席8,000円/RS席6,000円/S席5,000円/A席4,000円
<発売場所>
チケットぴあ/楽天チケット
<お問い合わせ>
GCMコミュニケーション