2005年1月15日(土)、東京・高田馬場で『Team BARBOSA JAPAN東京支部』の道場開きが行われ、記者・関係者を含めて、約40名が姿を見せた。
道場長に就任した今成正和は「お忙しい中、お集まりいただきありがとうございます。僕は柔術で色んな人とつながりが持てて、人生に深みが持てました。この道場に来てくれる人には、競技以外の他の事も伝えて行きたいと思います」と、普段のキャラとは違い、道場長らしい真面目なコメント。道場に対する熱い思いを感じさせた。
続いて今成と兄弟弟子にあたり、名古屋で『Team BARBOSA JAPAN』日本支部を運営しているTAISHOが挨拶。「東京支部ではありますが、大本はブラジルにあるバルボーザの道場です。僕と今成さんはバルボーザから帯をもらった兄弟弟子で、バルボーザのことを本当に尊敬していて、バルボーザ柔術を日本で広めるために、道場を出すことになりました。バルボーザの名前を背負ってくれる人は、数少ないんで、誇りを持ってやって欲しいと思います」と、東京支部に設立を喜んでいた。
またパレストラ番頭の若林太郎氏も道場に駆けつけ、「今の柔術はポイント重視の部分もありますが、根底にあるものは一本で勝つことだと思います。そして今成選手はそれを体現する数少ない選手です。今成選手は柔術でも実力者で、僕も中井(祐樹)さんも高く評価しています。パレストラとしては大きなライバルになると思いますが、いい弟子を育ててください」とエールを送る。そしてトリを務めたのはDEEP佐伯代表。雨模様の外を見ながら「今日は天気も良くて、日頃の行いが表れてるな、と思います。ただ雪は降らなかったんで、少しは真面目な気持ちがあるんでしょう(笑)」と笑いを取ると、「TAISHO選手とはこの世界に入る前からの知り合いで大切な人です。そのつながりで今成選手、鬼木選手がDEEPに協力してくれて、本当にありがたいです。DEEPとしても協力できることはしていきたいですし、外国人選手の練習場所に使わせてもらおうと思います。この道場で第2の今成選手を育ててください」と締めくくった。道場の練習始まりは明日から。詳細はオフィシャルサイトにて。
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