1月4日に東京・大森のゴールドジムサウス東京アネックスで開催された、ブアカーオのイベント『BUAKAW
N.Y.2005〜1st』内にて行われたチャリティーオークションで、スマトラ沖地震被害の義援金として集まった総額211,000円(1月18日交換レート=77,943.4バーツ)をタイへ持ち帰ったブアカーオは、練習の合間をぬって1月18日午後、バンコクにあるunicef
THAILAND(www.unicef.org)へ持参し、タイバーツで78,000バーツを日本のファンからの代理として寄付した。
ブアカーオはイベントに試合用トランクスやパーカーを持参、販売して得た額をそのままバーツへ両替し、津波の被害にあった子供を中心にサポートしているunicefへ寄付することを決めた。昨年末発生した津波の影響でプーケットを中心とするタイ南部での被害は大きく、いまだに復興活動や家、親兄弟を亡くした子供達などへの支援活動が行われている。
ユニセフ担当者のカチョーン・ヴィーラポング氏から、現在の状況などを聞かされたブアカーオは、「親などを亡くした子供達を励ましてあげたい。お話しを聞いたら服などは充分に寄付されているようなので、あとは調理道具なども不十分なため、お湯等を使わなくても食べられる食料ときれいな飲料水、住む家だと思います。寄付金を有効に使って役に立ててもらえればと思います。日本のファンの方々の協力に改めて感謝します」とコメントしている。
今回の寄付金は、タイ国内での復旧活動のみに使われるとのこと。主に子供達中心の支援に使用されるとのことです。ご協力いただいた皆様、大変有難うございました。
寄付の終わった後は、ルンピニースタジアムへ友人選手の応援に向かったブアカーオ。2月23日に予定される『K-1
WORLD MAX』へ向けての練習も順調なようだ。前日の17日にはブアカーオ一人に対して、4名の重量級パートナーとのスパーリングを実施したという。2月23日の試合に注目したい。
取材/レポート提供=鈴木秀樹(イングラムスポーツ)
http://www.ingrampromotion.com
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